はじめに
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設定ファイル
設定ファイルは ~/.config/sirius10/ClockRadio.cfg に置かれます。
[セクション名] でセクションごとに設定を書いていきます。説明もセクションごとに説明します。
[all] セクション
全体に対する設定は [all] セクションで行います。
バックグラウンドの色を設定します。#RRGGBBAA の形式で、16 進数で書いてください。背景に指定した画像を表示するには、アルファ値(AA)を ff 以外にしてください。
back_ground_color=#afaf8fff
背景に表示する画像を設定します。ビットマップ画像にしてください。
back_ground_image=/home/pi/Pictures/Clock_image/sky.bmp
起動時にラジオを鳴らすかどうかを設定します。radio_power を 1 にすると鳴らします。
radio_power=0
画面を暗くするまでの時間は、blackout_time に秒数で設定します。秒数を 0 にすると暗くなりません。
blackout_time=600
毎正時に文字盤をアニメーションする場合、clock_effects に 1 を設定します。 0 だとアニメーションしません。
clock_effects=1
画面を暗くする時間帯を設定します。blackout_start_time から blackout_end_time までの間、blackout に設定した時間に従って暗くします。時刻は 24 時間、15 分単位で指定してください。
blackout_start_time=23:00
blackout_end_time=06:00
使用する TrueTyoe フォントをフルパスで設定します。
font=/usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-Gothic-Regular.ttf
フォントサイズをポイントで設定します。フォントサイズを変更してもボタン等のサイズは変わりません。
font_size=20
時計の文字盤や針の画像を使う場合、以下にビットマップファイルを設定できます。ビットマップは透過型ビットマップにしてください。コマンドと同じディレクトリ以外の場合、フルパスで設定してください。文字盤の画像ファイルは、640 x 480 で時計の中心を 319 x 194 にしてください。
clock_face=/home/pi/Pictures/Clock_image/clock_trans.bmp
針の画像を入れ替える場合は以下で設定します。
秒針の画像
needle_second=black_sneedle.bmp
分針の画像
needle_minuet=black_mneedle.bmp
時針の画像
needle_hour=black_hneedle.bmp
起動時に実行するコマンドを設定します。ネットワークドライブのマウントなど必要なコマンドを設定してください。
start_exec=/home/pi/bin/pre_proc.sh
終了時に実行するコマンドを設定します。終了/シャットダウン/再起動時に実行するコマンドです。例えば、ネットワークドライブをアンマウントさせる場合などに使います。
exit_exec=/home/pi/bin/post_proc.sh
音楽を再生する際に利用する外部プレーヤーの設定です。mp3を再生するだけであれば、内部プレーヤーで問題ありません。ファイル名を除くコマンドラインを設定します。
player=/usr/bin/ffplay -nodisp -loglevel quiet -autoexit
リモートでコントロールする場合、ip アドレスと待ち受けるポート番号を設定します。ポート番号が他のプログラムとぶつからなければ、デフォルトの値から変更する必要はありません。設定しなければデフォルトの値を使用します。
ip_address=127.0.0.1
port_no=62453
[radio] セクション
ラジオパネルの設定は [radio] セクションで行います。
RTL_SDR を使って受信するときのコマンドを設定します。このコマンドの後に、周波数が追加されます。
rtl_exec=/usr/bin/rtl_fm -g 15 -M fm -s 2000000 -r 48000 -E deemp - -f
rtl_fm の標準出力を受け取り、音を鳴らすコマンドを設定します。
play_exec=/usr/bin/play -q -t raw -r 48000 -e s -b 16 -c 1 - gain 26
ラジオ局を設定します。最大で 6 局まで設定できます。表示名と周波数を ','(カンマ) で区切って設定してください。周波数は、MHz で指定します。
stations=Date-FM, 77.1
stations=*NHK-FM, 82.5
stations=TBC, 93.5
[application] セクション
アプリパネルへのコマンド登録は [application] セクションで行います。
アプリパネルのボタンに割り当てるコマンドを設定します。表示名とコマンドラインを ','(カンマ) で区切って設定してください。最大 12 個まで登録できます。
cmd=Kodi, kodi --standalone
cmd=Games, Game.tcl
cmd=eiclud01, pcmanfm smb://eiclud01/
cmd=eilink05, pcmanfm smb://eilink05/
cmd=eilink06, pcmanfm smb://eilink06/
cmd=einas01g, pcmanfm smb://einas01g/
cmd=eirspi01, pcmanfm smb://eirspi01/
cmd=eirspi02, pcmanfm smb://eirspi02/
cmd=eirspi03, pcmanfm smb://eirspi03/
cmd=端末, lxterminal
cmd=One, akane -fs -font /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf /home/pi/Documents/Akane/One
cmd=NHK番組表, chromium-browser https://www.nhk.jp/timetable/130/r3/20211111/weekly/now/
[timer] セクション
タイマーパネルの設定は [timer] セクションで行います。
起動時にアラームを有効にするには、alarm_set に 1 を設定してください。
alarm_set=0
アラーム時刻を設定します。時刻は 15 分単位にしてください。
hour=5
minites=30
アラームを鳴らさずに、ラジオを再生する場合は、radio を 1 に設定してください。
radio=0
タイマーのアラーム音の mp3 ファイルを指定します。コマンドと同じ場所にない場合は、フルパスで設定してください。
timer_sound=Warning-Alarm02-1L.mp3
タイマーのループ再生回数
timer_loop=5
アラーム時に鳴らす mp3 ファイルを設定します。コマンドと同じ場所にない場合は、フルパスで設定してください。設定しない場合は、タイマーと同じ音が使用されます。
alarm_sound=Warning-Alarm02-1L.mp3
アラームのループ再生回数
alarm_loop=1
[system] セクション
システムパネルのへのコマンド登録は [system] セクションで行います。
システムパネルのボタンに割り当てるコマンドを設定します。表示名とコマンドラインを ','(カンマ) で区切って設定してください。最大 7 個まで登録できます。コマンドが終了するまで戻らないので、すぐに終了するコマンドを設定してください。
cmd=Storage, df
cmd=Memory, free
cmd=Uname, uname -a
cmd=Load_ave, uptime
cmd=OS, cat /etc/os-release
[mp3] セクション
mp3 パネルで最初に表示するディレクトリを設定します。省略した場合はホームディレクトリを最初に表示します。必ず、'/'(スラッシュ) を最後につけてください。
base_dir=/home/pi/Music/
音楽ファイルの拡張子を設定します。外部プレーヤーを利用する場合に、拡張子を指定するのに使います。'.'(ドット) は省略できません。
extention=.mp3 .MP3 .m4a .M4A
サウンドファイルの情報取得コマンドの設定です。標準出力に再生時間を duration=秒数 で返すコマンドを設定してください。調べるファイル名は後ろに付け加えられます。
info_exec=/usr/bin/ffprobe -loglevel quiet -show_format
更新履歴
- 2023.04.07 このページのパンくずリストを修正
- 2021.12.11 ネットワーク設定を追加
- 2021.11.29 公開