はじめに
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SDL Clock
SDL を使った時計アプリケーションサンプルです。
フレームバッファを使えば、GPiCASE の RetroPie で画面に表示させることが出来るとわかりました。SDL で開発すれば、GPiCASE のフレームバッファに出してくれることもわかりました。
そこで、試しに GPiCASE に表示する時計を作りました。デジタル時計ではなく、アナログ時計にしたかったので、SDL2 の renderer を使い、時計の針を回転させることにしました。
ただ時計を表示するだけでは面白くないので、タイマー機能を付けました。文字盤の画像や、アラート音は、コマンドと同じ場所に置いてください。
ソースは、試しに作ったものなので、整理されていませんが、ご自由にお使いください。
添付の実行ファイルは Raspberry Pi 用です。実行するには sdl2 が必要です。入っていなければ、以下のパッケージをインストールしてください。
$ sudo apt-get install libsdl2-2.0-0 libsdl2-mixer-2.0-0 libsdl2-ttf-2.0-0
コンパイル
コンパイルするには、SDL2 の環境が必要です。開発用のライブラリのインストールは以下のようになります。
$ sudo apt-get install libsdl2-dev libsdl2-mixer-dev libsdl2-ttf-dev
以下のようにして、コンパイル、インストールできます。インストール先は、/home/pi/bin です。
$ mkdir sdlclock $ cd sdlclock $ wget -O sdlclock-211030.tar.gz "https://sirius10.net/Download/download.php?download=sdlclock-211030.tar.gz" $ tar xvfz sdlclock-211030.tar.gz $ make $ make install
GPiCASE のパッド操作
GPiCASE の操作は以下のとおりです。
- start ボタン:終了
- a ボタン:タイマーの設定/タイマー設定時に押すとタイマー開始
- b ボタン:タイマー時間の切り替え/タイマー動作時に押すとタイマーのキャンセル
- x ボタン:タイマー時間-1分
- y ボタン:タイマー時間+1分

デスクトップで実行
GPiCASE で動かす
次のファイルを作成します。
~/RetroPie/roms/ports/sdlclock.sh
#!/bin/bash "/opt/retropie/supplementary/runcommand/runcommand.sh" 0 _PORT_ "SDL clock" ""
/opt/retropie/configs/ports/SDL\ clock/emulators.cfg
SDL_clock = "pushd /home/pi/bin; /home/pi/bin/sdlclock; popd" default = "SDL_clock"
GPiCASE で ONScripter も参考にしてください。
免責
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著作権
文字盤は、コバリテ・イラスト を使用しています。著作権はコバリテ・イラストにあります。再配布等をする際は、コバリテ・イラスト利用規約 に従ってください。
アラーム音は、OtoLogic の素材を利用しています。OtoLogicの利用規約 に従って利用してください。
本プログラムの著作権は sirius(https://sirius10.net) にありますが、本プログラムの著作権は主張いたしません。
保証
無保証です。
更新履歴
- 2021.10.30 環境によって make でエラーになる場合があるので Makefile を修正
- 2021.10.08 記述ミスを修正
- 2021.09.24 公開