B-CAS カードを刺して玄箱とつなぎ、認識しているかどうか pcsc_scan で確認します。
# pcsc_scan
いろいろ出力があると思いますが最後に
Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)
と出れば大丈夫だと思います。BonCasServer で確認して動かしてみます。
# ./bcs-perl.pl list
>>List of PC/SC card reader
SCM SCR 3310 NTTCom 00 00
>>EOL
bcs-perl.pl の bind_addr には内向きのインターフェースの IP アドレスを設定します。
# bcs-perl.pl
PC では BonCasLink の BonCasProxy を起動してサーバのアドレスを設定します。
PC でスマートカードを使うアプリケーションを動かしてきちんと動くか確認します。私の環境では、BonCasProxy を動かすのに Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージのインストールが必要でした。
また、pcscd が大量にログを吐くので起動オプション --critical を追加しました。