Sirius -旧ブログ、更新されません-

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2013年9月29日(日) 19:02

メンテナンス終了

前回メンテナンスしてから2年弱ほどたってしまいました。今回は、内蔵HDDの交換や内部の清掃をを行いました。時間があるときに記事にします。
まだ、やりたいことがあるので、近いうちにまたメンテナンスが入ると思います。

written by sirius [WindowsWebServer2008] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年10月3日(水) 00:08

Nexus7 が・・・

実は Nexus 7 を Google Play で 9/26 に注文していました。
店頭販売は今日だったので、それ以前に手に入るだろうと思っていたのです。
ところが!いまだに発送されません。
とんでもないことになっているようです。
経過はタブクルさんのところに詳しく書かれています。

いったいどうしてしまったんでしょうか。Google ともあろうものがこんな状態では・・・。

メールで問い合わせしましたが、調査中ということです。発送予定も 9/28 と表示されたまま変わりません。しかし、原因を調べるのにこんなに日数がかかると思えません。やはり発表を憚るようなことなんでしょうか。対処に追われているのかな〜。

まあ、7 inch で 1280 x 800 のタブレットは、ainol の Novo7 Fire(Flame) と PIPO U1 を持っているのでそれほど緊急に必要とはしていません。気長に待つつもりです。Google の対応も見守りたいですし。

Nexus 7 用のケースと液晶保護シートはすでに手元にあり、本体を待つばかりなのですがいつになるやら。

written by sirius [Android] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年7月7日(土) 11:02

LS-CHL の HDD を 3TB に換装。

HD-HGLAN を一台壊してしまったのでちょっと新めの LS-CHL を手に入れました。内蔵 HDD が 1TB だったので 3TB に換装してみました。

HDD の 換装には tftp でブートさせ、ファームを流し込む方法があるようですがが、2TB までの HDD でしか成功していないようです。しかし、パーティションは GPT なので、2TB を越える物の使用が可能だと思い、3TB にすることにしました。
そこでまず、現在の起動ディスクの内容を 3TB にコピーしてから入れ替えることにしました。

telnet は、こちらのページを参考にしました。acp_commander は Java なので、玄箱/HG の Fedora12 上で行いました。

acp_commander で /etc/passwd と /etc/shadow ファイルを /mnt/disk1/share へコピーし、玄箱/HG へ cifs でマウントしてユーザを追加し root のパスワードは削除して、また acp_commander で書き戻し、telnet でログインできました。root や admin ではログインできませんでした。

root のパスワードは削除してあるので、su コマンドで root になることができました。

データが大量にあるのであればコピーは HDD をはずした後で他のマシンでやるのが早いと思いますが、今回はデータがないので、telnet を使えるようにして、LS-CHL 上でコピーしようとしました。しかし、うまくいきません。

1、SATA-USB のチップが 3TB に対応していないので 800GB 程度の認識になってしまう。
2、3TB 対応のものでも LS-CHL の parted ではうまくパーティションが作成できない。

という結果でうまくいきませんでした。

HDD が AFT の WD30EZRX なのでうまくいかないのかもしれません。しかし、3TB で運用しているページもあるので、LS-CHL の HDD を取り出し、2 台の HDD が使えるお立ち台のディスクのクローン機能を使ってみました。2 台さしてコピーボタンを押して半日ほどほおっておきました。

パーティションをコピーしてから WD30EZRX を接続して起動してみました。
うまく起動できたようなので telnet でパーティションをきりなおしました。
まず、mt-daapd のプロセスを殺してから、
# umount /mnt/disk1
# parted /dev/sda

パーティションテーブルのバックアップの位置が正しくないので Fix するか聞いてきたりするので全て Fix します。
Fix 後、6 番目のパーティションを削除し新しく作り直します。
(parted) unit s
(parted) rm 6
(parted) mkpart primary 14008320s -1s
(parted) print
Model: WDC WD30EZRX-00MMMB0 (scsi)
Disk /dev/sda: 5860533168s
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt

Number  Start      End          Size         File system  Name     Flags
 1      2048s      2002943s     2000896s     ext3         primary
 2      2002944s   12003327s    10000384s    ext3         primary
 3      12003328s  12005375s    2048s                     primary
 4      12005376s  12007423s    2048s                     primary
 5      12007424s  14008319s    2000896s     linux-swap   primary
 6      14008320s  5860533134s  5846524815s  xfs          primary

(parted) quit

# mkfs.xfs -f /dev/sda6
# mount /dev/disk1_6 /mnt/disk1

ここでもともとの HDD を USB でつなぎ、6番目のパーティションをコピーします。
# umount /mnt/usbdisk1
# mount /dev/usbdisk1_6 /mnt/usbdisk1
# cd /mnt/usbdisk1
# tar cf - .|(cd /mnt/disk1; tar xvf -)

コピーが終わったら電源を切り、USB を外して再度電源を入れます。
うまく認識できたようです。
# df
 Filesystem           1k-blocks      Used Available Use% Mounted on
 /dev/sda2              4921660    853868   3817784  18% /
 udev                     10240        92     10148   1% /dev
 /dev/ram1                15360       152     15208   1% /mnt/ram
 /dev/sda1               992504     32604    959900   3% /boot
 /dev/disk1_6         2923131264  16577764 2906553500   1% /mnt/disk1

3TB の NAS はそれなりに使いでがありそうです。HD-HGLAN に比べても転送速度が速いので、大容量でも気兼ねなく使えそうです。

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2012年6月20日(水) 23:54

HD-HTGL 2 号機の HDD の交換。2TB x 4 にする。

HD-HTGL 2 号機も 2TBx4 にしました。

TeraStation Firmware + telnet + root accessの tera_218f.zip は telnet が有効になっていて myroot でroot 権限でログインできるようになっているファームウェアです。今回はこちらを利用させてもらいました。

EM モードで telnet を使えるようにするには、initrd に inetd, in.telnet, tcpd をコピーしただけでは動きません。(tera_218f.zip の telnet 用 initrd は不十分です)
tera_218f.zip の initrd で、/etc/init.d/inetd.rc の名前を inetd に変更します。
また、容量がオーバーするため、/bin/cp を削除し、busybox とシンボリックリンクさせます。(これをするとファームのアップデートでフォーマットできなくなります。telnet でログインしフォーマットする必要があります。)
次に telnet を使うため、/lib に libwrap.so.0.7.6, libutil-2.3.2.so をコピーしそれぞれ libwrap.so.0 と libutil.so.1 にシンボリックリンクします。
強制的に EM モードのファームを更新するには、nasupdater.ini の KERNEL の日付を新しい日付にします。
HDD をすべて交換した場合、EM モードになるので telnet でログインし、次のようにすることでフォーマットできます。EM モードでは myroot でログインします。
# ts_disk1=hda ts_disk2=hdc ts_disk3=hde ts_disk4=hdg create_raid.sh
この後でファームを更新します。その後で telnet でログインしてパーティションをきりなおして、Raid アレイの設定をします。

※ファーム更新を行って md0 から起動してもアクセスができない場合、設定が壊れている可能性があります。これにはまりました。ファーム更新では古い設定が保存されますが、これに失敗するといくらファームを更新したり初期化してもうまく行きません。この状態になったときは、ファームの更新中に、/sbin/reboot, /sbin/poweroff, /sbin/shutdown, /usr/local/bin/shutdown.sh の名前を変えて更新終了後に再起動しないようにして、telnet でログインして設定を初期化します。
# cd /mnt/array1
# tar xvzf /mnt/array1/root/.files/initfile.tar.gz
名前の変更を元に戻し、
# reboot

※EM モードで HDD の DMA を有効にする
SATA-IDE 変換を使っていると、自動では HDD の DMA が有効にならずフォーマット等に時間がかかってしまいます。initrd に /etc/rc.d/rc.local を作成し、実行可能にして
/sbin/hdparm -d1 /dev/hda
/sbin/hdparm -d1 /dev/hdc
/sbin/hdparm -d1 /dev/hde
/sbin/hdparm -d1 /dev/hdg
を実行するようにしておくと HDD の DMA が有効になります。

今回は Raid1 を 2 つ同時に構築しましたがかかった時間は 1 つの時と同じでした。ということは、Raid1 それぞれに同時にアクセスしてもそれほど速度低下しないのかもしれません。

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2012年4月22日(日) 20:18

HD-HTGL のハードディスクのパラメータ

少しでも高速化しようとハードディスクのパラメータをいじっていたら、再起動したときにディスクを見失うようになってしまいました。調整したパラメータは、multcount です。/etc/init.d/hdparm のなかで、multcount を 16 に設定するように -m16 オプションをつけたところ見失うようになりました。このオプションをつけなければ、大丈夫なようです。
いまは、次のような内容になっています。
#cat /etc/init.d/hdparm
#!/bin/sh
# set stop time for hdd spindle moter

if [ -x /sbin/hdparm ] ; then
  /sbin/hdparm -S 36 -d1 /dev/hda > /dev/null
  /sbin/hdparm -S 36 -d1 /dev/hdc > /dev/null
  /sbin/hdparm -S 36 -d1 /dev/hde > /dev/null
  /sbin/hdparm -S 36 -d1 /dev/hdg > /dev/null
fi
結局また Raid の修復をしないとだめなようなです。修復には四日ほどかかるようです。しばらく放置します。

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2012年4月20日(金) 19:07

HD-HGLAN に 2TB を内蔵させる。

Seagate の 1.5TB の HDD を内蔵させようとして失敗した HGLAN に再度挑戦しました。
Planex の NAS01G で HGST の 2TB が何の問題もなく動いたので、HGLAN(KURO-SATA) でも動くかもしれないと思いました。

まず、USB でつなぎ、パーティションを切りフォーマットします。パーティションは次のようにしました。
# mfdisk -c /dev/sda
You will not be able to write the partition table.

Command (m for help): p

Disk /dev/sda: 255 heads, 63 sectors, 243201 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/sda1             1       480   3855568+  83  Linux
 /dev/sda2           481       546    530145   82  Linux swap
 /dev/sda3           547    243192 1949053995   83  Linux
 /dev/sda4        243193    243201     72292+  83  Linux

Command (m for help):q
sda1 と sda3 を ext3 でフォーマットします。
マウントしてデータをコピーします。
# mke2fs -j /dev/sda1
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda1
# mke2fs -j /dev/sda3
# tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sda3
# mount /dev/sda1 /mnt2/usbdisk1
# mkdir /mnt2/usbdisk1/mnt /mnt2/usbdisk1/proc
# mount /dev/sda3 /mnt2/usbdisk1/mnt
# mkdir /mnt2/usbdisk1/mnt2 /mnt2/usbdisk1/mnt2/usbdisk1 /mnt2/usbdisk1/mnt2/usbdisk2
# mkdir /mnt2/usbdisk1/mnt2/nfs /mnt2/usbdisk1/mnt2/ram /mnt2/usbdisk1/mnt2/usbinfo
# cd /mnt2
# tar cf - info|(cd /mnt2/usbdisk1/mnt2;tar xvf -)
# cd /
# tar cf - bin boot dev etc home lib mnt root sbin tmp usr var www | (cd /mnt2/usbdisk1;tar xvf -)
コピーが終わったらディスクを内蔵させます。

特に問題なく起動したようです。DMA を有効にするために /etc/init.d/hdparm は次のようにしました。
# cat /etc/init.d/hdparm
#!/bin/sh
# set stop time for hdd spindle moter

if [ -x /sbin/hdparm ] ; then
        /sbin/hdparm -S 241 -d1 /dev/hda
fi
df で見てもちゃんと容量を認識しています。
# df -h
 Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
 /dev/hda1             3.6G  205M  3.2G   6% /
 /dev/ram0              14M 1001k   12M   8% /mnt2/ram
 /dev/hda3             1.8T  472G  1.2T  28% /mnt

# hdparm -i /dev/hda

 /dev/hda:

 Model=Hitachi HDS5C3020ALA632, FwRev=ML6OA800, SerialNo=XXXXXXXXXXXXXX
 Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs }
 RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=56
 BuffType=DualPortCache, BuffSize=26129kB, MaxMultSect=16, MultSect=off
 CurCHS=16383/16/63, CurSects=-66060037, LBA=yes, LBAsects=268435455
 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120}
 PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4
 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 *udma5 udma6
こちらも問題なさそうです。Samba での書き込みも 12MB/sec 以上の速度が出ています。

written by sirius [/Linkstation] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月19日(木) 20:10

HD-HTGL 2TB で Raid したときの修復

試しに 2TB の HDD を一台外しデグレードさせた後に再度つないで修復できるかを試してみました。
まず、Web の管理画面から再構成させると、パーティションを勝手にきりなおしてしまうので、再構成に失敗します。
コマンドラインから、mdadm を使ってディスクの追加をしないとだめなようです。パーティションを適切に切り直し、たとえば次のようにします。
# mdadm --manage /dev/md2 -add /dev/hde3
すると、修復が始まります。
# cat /proc/mdstat

Personalities : [linear] [raid1] [raid5] [multipath]
read_ahead 1024 sectors
md1 : active raid1 hdc3[1] hda3[0]
      1952780992 blocks [2/2] [UU] [0 0 ]

      recovery mode = 2, limit = 20


md0 : active raid1 hdg1[1] hde1[3] hdc1[2] hda1[0]
      385408 blocks [4/4] [UUUU] [0 0 0 0 ]

      recovery mode = 2, limit = 20


md2 : active raid1 hdg3[1] hde3[2]
      1952780992 blocks [2/1] [_U] [0 0 ]
      [=>...................]  recovery =  8.3% (162203904/1952780992) finish=2631.7min speed=11336K/sec
      recovery mode = 2, limit = 20


unused devices: 
また二日ほど電源を入れっぱなしにしないとだめなようです。

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2012年4月18日(水) 21:02

Planex の NAS-01G に 2TB を内蔵させる。

Planex の NAS01G には 500GB の ATA を内蔵させていますが、容量が足らなくなったので 2TB を内蔵させてみました。SATA-IDE の変換には以前購入していたフリーダムの FHC-360S を使いました。

手順は、まず、USB で 2TB をつなぎ、パーティションをきります。

パーティションは二番目に swap を作成しますが、NAS-01G の fdisk ではうまくいきませんでした
# fdisk /dev/sda

The number of cylinders for this disk is set to 243201.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
   (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)

Command (m for help):p


Disk /dev/sda: 2000.3 GB, 2000398934016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 243201 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/sda1               1 18446744073709527403 18446744073515049824   83  Linux

Command (m for help):
上は、1 〜 243136 シリンダまでを確保した状態です。
これにスワップパーティションを追加しようとしましたがうまくいきませんでした。
そこで玄箱につないで見たところ、きちんと一番目のパーティションは作成できていたようなので玄箱でスワップを作成しました。
次に、また NAS-01G につなぎ、
# mke2fs -j /dev/sda1
# mkswap /dev/sda2
とし、ファイルシステムを作成しました。ここで、マウントしてみました。
# mkdir /mnt2
# mount /dev/sda1 /mnt2
大丈夫なようなので、HDD の中身をコピーしました。
# cd /mnt
# tar cf - . | (cd /mnt2;tar xvf -)
コピーが終わったところで、2TB を内蔵させ起動しました。
正常に起動したようなのでディスクを見てみます。
# fdisk -l /dev/hda

Disk /dev/hda: 2000.3 GB, 2000398934016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 243201 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/hda1               1 18446744073709527403 18446744073515049824   83  Linux
 /dev/hda2          243136      243201      530145   82  Linux swap
# df
Filesystem           1k-blocks      Used Available Use% Mounted on
 /dev/ram                 11895      9505      2390  80% /
 /dev/hda1            1922336432 575110640 1249576700  32% /mnt
# hdparm -i /dev/hda

 /dev/hda:

 Model=Hitachi HDS5C3020ALA632, FwRev=ML6OA800, SerialNo=XXXXXXXXXXXXXX
 Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs }
 RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=56
 BuffType=DualPortCache, BuffSize=26129kB, MaxMultSect=16, MultSect=16
 CurCHS=16383/16/63, CurSects=-66060037, LBA=yes, LBAsects=268435455
 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120}
 PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4
 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 *udma6
転送速度も 12MB/sec は出ているし、DMA もきちんと動いているようだし問題はなさそうです。
fdisk の表示がオーバーフローしているだけだと思います。

written by sirius [その他] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月17日(火) 23:40

GLANTANK の Raid をミラーに変更

グラタンの Raid も 300GB x 4 の Raid5、500GB x 4 の Raid5 構成から、1.5GB x 2 の Raid1 x 2, 500GB x 2 の Raid1 に変えました。なぜミラーかというと、Raid5 構成だと、本体が壊れたとき、HDD を他の Linux につなげて認識させることが面倒なためです。ミラーなら、Raid1 の HDD の片方をつなげてファイルシステムを指定してやればマウントできます。データの吸い上げが簡単なのです。万が一のことを考えて、Raid はミラーを使うことにしました。
こちらの速度なんですが、TeraStation よりちょっと遅く感じます。読み込みは 10MB/sec、書き込みは、場合によって 7MB/sec 位になってしまいます。まあ、倉庫代わりなので我慢します。

written by sirius [グラタン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月16日(月) 21:59

HD-HTGL で 2TB x 4

2TB x 2 の Raid1 のチェックに本当に 50 時間。バックアップの書き戻しにやはり同じくらい時間がかかりました。
もう一台の 400GB x 4 の方のデータもあったので、全部で約 1.7 TB ほど書き込みましたが、エラーもなく終わりました。
バックアップに使っていた 2TB を内蔵させ、もうひとつ Raid1 を作りました。これで Raid1 x 2 となりました。
2TB x 4
書き込みの速度はだいたい 9.1MB/sec、読み込みは 12.5MB/sec 位です。
もう一台の TeraStation(400GB x 4) もそのうち 2TB x 4 にしていこうと思います。

written by sirius [/Terastation] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月10日(火) 22:42

TeraStation で 2TB のミラーを作成

TeraStation に 2TB の HDD を追加してミラーにしてみました。
DISK1 と DISK2 に追加しました。
HDD 追加の手順は前回の通りです。
Web の管理画面からフォーマットして、手動でパーティションを切り直し、再起動後に XFS でフォーマットします。
また、DMA を有効にするため /etc/init.d/hdparm を書き換えます。
パーティションは次のようにしました。
# mfdisk -c /dev/hda

Command (m for help): p

Disk /dev/hde: 255 heads, 63 sectors, 243201 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/hda1             1        48    385528+  fd  Linux raid autodetect
 /dev/hda2            49        65    136552+  82  Linux swap
 /dev/hda3            66    243175 1952781075   fd  Linux raid autodetect
 /dev/hda4        243176    243201    208845   fd  Linux raid autodetect

Command (m for help):

再起動後の状態。

2TB HDD

この状態で Raid アレイ1を Web の管理画面から作成しました。

2TB Raid1

Raid チェックの様子
# cat /proc/mdstat

Personalities : [linear] [raid1] [raid5] [multipath]
read_ahead 1024 sectors
md1 : active raid1 hdc3[1] hda3[0]
      1952780992 blocks [2/2] [UU] [0 0 ]
      [>....................]  resync =  0.0% (868620/1952780992) finish=2956.6min speed=11000K/sec
      recovery mode = 2, limit = 20


md0 : active raid1 hdg1[1] hde1[2] hdc1[3] hda1[0]
      385408 blocks [4/4] [UUUU] [0 0 0 0 ]

      recovery mode = 2, limit = 20


unused devices: 
50時間くらいかかりそうです。

written by sirius [/Terastation] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月9日(月) 20:59

カーネル 2.6.39.4 をコンパイルする。

カーネルが 2.6.25 なので 2.6 系最新の 2.6.39.4 をコンパイルします。
起動に u-boot を使う予定なので mkimage が必要なのでインストールします。

# aptitude install u-boot-mkimage
バニラカーネルのソースを取得します。
# cd /usr/src
# wget http://www.ring.gr.jp/archives/linux/kernel.org/kernel/v2.6/linux-2.6.39.4.tar.gz
# tar xvzf linux-2.6.39.4.tar.gz
コンパイルの方法は LinkStation/TeraStation/玄箱/PPC/kernel/2.6.30.5 - PukiWiki を参考にさせていただきました。

コンパイルは玄箱本体で行うのでクロスコンパイルのオプションははずします。
初期設定
# cd linux-2.6.39.4
# make ARCH=powerpc linkstation_defconfig
# cp -p ./.config ./.config.orig
# make ARCH=powerpc menuconfig

コンフィグでは、Device Drivers -> Memory Technology Device (MTD) support -> Mapping drivers for chip access -> Physmap compat support を y にPhysical start address of flash mapping を 0xffc00000 にPhysical length of flash mapping を 0x400000 に
Bank width in octets を 1 に設定すします。

コンパイルしたカーネルで起動するかどうかを確認するので上記設定のみを行って他は変えません。
time を使って時間を計ってみました。 3 時間ほどかかりました。
# time make ARCH=powerpc uImage modules

real    174m3.926s
user    165m29.204s
sys     7m34.824s
/boot にカーネル等をコピーします。
# cp -p System.map /boot/System-kuro-hg.map
# cp -p arch/powerpc/boot/uImage /boot/uImage-kuro-hg-2.6.39.4
# scripts/dtc/dtc -f -I dts -O dtb -o /boot/kuroboxHD.dtb -V 16 arch/powerpc/boot/dts/kuroboxHD.dts
# scripts/dtc/dtc -f -I dts -O dtb -o /boot/kuroboxHG.dtb -V 16 arch/powerpc/boot/dts/kuroboxHG.dts
# cd /boot
# ln -s uImage-kuro-hg-2.6.39.4 uImage
# ln -s uImage vmlinux.UBoot
モジュールのインストール
# make ARCH=powerpc modules_install
時間はかかりましたがこれでコンパイルできました。
このまま再起動と行きたいのですが、環境の変更を行わないと起動しません。
環境の変更はまた後で説明します。

written by sirius [玄箱] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年4月8日(日) 18:06

TeraStation(HD-HTGL/R5) の HDD を交換

300GB x 4 で RAID5 で使っている Terastation の HDD を 2TB x 4 で RAID1 x 2 に変更しようと試しに一台交換してみました。

SATA-IDE の変換には、玄人志向の SATAD-IDE を使いました。
まず、データを全てバックアップし、RAID を解除しました。
その後、DISK3 を HGST の 2TB(HDS5C3020ALA632) に交換し、電源を入れます。
当然、DISK3 がエラーとなるので、Web の管理画面から DISK3 をフォーマットします。ここでのフォーマットは失敗します。
Web管理画面からフォーマットするのは、md0 と swap を作成するためです。
以降は、TeraStation にログインしてコマンドで設定していきますので、シリアルコンソールか telnet/SSH が使える環境じゃないとだめです。

TeraStation にログインしパーティションをきりなおします。
DISK3 なので、デバイスは /dev/hde になります。hde3 と hde4 を削除し、切り直しました。

# mfdisk -c /dev/hde

hde3 を 1952781075 ブロック、hde4 を 208845 ブロックにしました。

ここでパーティション情報を書き込んで、XFS でフォーマットしようとしてもフォーマットできませんでした。
パーティションを書き換えたら再起動しないとだめなようです。
再起動後に、XFS でフォーマットします。

# mkfs.xfs -f /dev/hde3

フォーマット後に再起動すれば DISK3 が使えるようになります。
しかし、このままだと、DMA が有効にならないので、/etc/init.d/hdparm に /sbin/hdparm -d1 /dev/hde > /dev/null を追加しておきます。



2TB が使えることがわかったので余裕ができた時に、さらに交換し、RAID1 を構築したいと思います。

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2012年3月19日(月) 17:50

Lenny から Squeeze へアップグレード

まず、/etc/init.d の下にある kuroevtd と kuro_boot の起動スクリプトを Squeeze 用に書き換えます。

--------------- kuroevtd ----------------
#! /bin/sh
# Start/stop the KURO-BOX Event Daemon.
### BEGIN INIT INFO
# Provides: kuroevtd
# Required-Start: $network $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $network $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 4 5
# Default-Stop: 0 1 3 6
# Short-Description: Start/stop the KURO-BOX Event daemon
### END INIT INFO

test -f /usr/sbin/kuroevtd || exit 0
case "$1" in
start) echo -n "Starting KURO-BOX event daemon: kuroevtd"
start-stop-daemon --start --quiet --exec /usr/sbin/kuroevtd
echo "."
;;
stop) echo -n "Stopping KURO-BOX event daemon: kuroevtd"
start-stop-daemon --stop --quiet --exec /usr/sbin/kuroevtd
echo "."
-----------------------------------------

--------------- kuro_boot ---------------
#! /bin/sh
### BEGIN INIT INFO
# Provides: kuro_boot
# Required-Start: $remote_fs $all
# Required-Stop:
# Default-Start: 2 4 5
# Default-Stop: 0 1 3 6
# Short-Description: Initialize the KUROBOX AVAR
### END INIT INFO

case "$1" in
start|force-reload|restart|reload)
echo -n "ttyS1 port init : "
stty -F /dev/ttyS1 10:1:9f0d:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0:0
echo -n "AVR init string send"
echo -n "AAAAFFFFJJJJ>>>>VVVV>>>>ZZZZVVVVKKKK" > /dev/ttyS1
echo "."
;;
stop)
;;
-----------------------------------------

aptitude でアップグレードする前にリポジトリのリストを Squeeze 用に書き換えます。/etc/apt/sources.list の lenny を squeeze に変更します。

--------------- sources.list ------------
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main
deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main
#deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free
#deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free
#deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main contrib non-free
#deb-src http://security.debian.org/ squeeze/updates main contrib non-free
#deb http://volatile.debian.org/debian-volatile squeeze/volatile main contrib non-free
#deb-src http://volatile.debian.org/debian-volatile squeeze/volatile main contrib non-free
-----------------------------------------

アップグレードします。
# aptitude update
# aptitude safe-upgrade
# aptitude full-upgrade

とりあえず必要なものを入れておきます。
# aptitude install vim lv sudo less patch gcc ncurses-dev bzip2 make sysstat ntp locales openssh-server
locale は en_us.utf-8 と ja_jp.utf-8 を追加しデフォルトを ja_jp.utf-8 にしました。
あとは、/etc/default/sysstat で ENABLED を true にしました。

# aptitude clean
としてクリーンアップをして終わりです。後は必要なパッケージをインストールしてサーバとして育てていきます。

なお、この手順ではカーネルのバージョンが 2.6.25 と少々古いカーネルとなります。
カーネルを新しいものに変えたいと思うのですが、新しいカーネルでは、HDD のデバイスが sda となったり、serial コンソールと AVR のデバイスが逆になっていたりと結構変わっているので単純にカーネルの入れ替えだけでは起動しません。少し時間のある時に挑戦したいと思います。

written by sirius [玄箱] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2012年3月8日(木) 22:02

玄箱/HG に Debian を入れる

データのコピーが終わったので早速 Debian をインストールします。
手順は次のページを参考にさせていただきました。

玄箱/玄箱HGにdebian 6.0.1 (Squeeze)をインストール

参考ページの手順通りにやっていけば特に問題なく Squeeze にできると思います。
ただ一点引っかかったのが aptitude で名前解決ができなくてエラーになった点です。
ただ単に DNS サーバがきちんと設定されていなかっただけです。/etc/resolv.conf に正しいネームサーバを設定してやれば問題なくアップデートできました。

まず、必要なファイルを準備します。
Lenny 化 Debian の配布サイトから以下のファイルをダウンロードします。

玄箱/HG のファームウェア(もともと動いていればそのまま使ってかまいません)
kuro_102.zip

玄箱/HG 用の Debia(Lenny) のインストーラ
debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz

玄箱/HG 用の Debia(Lenny) のイメージ
debian-lenny-kuroBOX-20090317.tgz

ブートセレクタ(玄箱/HG の標準 Linux から Debian を起動する)
kuro-bootsel2-debian.tgz
kuro-bootsel2.20080419.tar.gz

Linux ローダ
loader.o

玄箱/HG 用カーネルとモジュール
kernelimage-2.6.25.1-kuroHG.tgz
modules-2.6.25.1-kuroHG.tgz

新規に SSD を内蔵させたのでファームウェアをインストールします。パーティションはインストーラに任せました。serial コンソールを増設済なのでコンソールを見ながらインストールしてみましたが、なぜかフォーマットに時間がかかったり、フォーマットに失敗したりしてインストールを何度か試みてどうにか標準のファームウェアで起動できるようになりました。

標準のファームで起動したら ftp で上記ファイルを玄箱/HG にコピーします。

コピーしたら telnet か serial コンソールで root でログインします。
ファイルのある場所へ移動し、インストーラを解凍し実行します。

# tar zxvf debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz
# sh debian-lenny-installer-kuroHG.sh

Lenny のインストールはこれだけです。
再起動する前にネットワークの設定を済ませないと telnet で作業ができなくなります。 /mnt/etc/network/interfaces を自分のネットワークに合わせて編集します。また、/mnt/etc/resolv.conf も編集し、正しいネームサーバを参照するようにします。

今回はパーティションをファームのインストーラに任せたので、 hda4 は存在しないので、/mnt/etc/fstab から hda4 の行を削除します。

以上で再起動すれば Debian を起動できます。

written by sirius [玄箱] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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