月姫
ゲームはたまにやります。持っているゲームはそれなりの数があるのですが、未プレイのゲームも多いです。今回はもうすぐリメイク版が発売される、月姫です。
同人サークル TYPE-MOON が制作したビジュアルノベルです。 詳しくはウィキペディアの 月姫 (ゲーム) を見てください。Nscripter で作られているので、Linux でも ONScripter を使って動かすことができます。
この月姫がリメイクされるそうです。
月姫 -A piece of blue glass moon-公式サイト
TYPE-MOON OFFICIAL Web Site
月姫はアニメ化もされましたし、コミックにもなりました。ご存知の方も多いと思います。
月姫の完成版が発表されたのは 2000 年でした。もう 20 年以上前のことになってしまうのですね。実際に月姫を知ったのはもう少し後ですが、20 年近く前であるのは変わりません。同人作品であり、立ち絵や背景は、商業作品と比べるとそのクオリティは劣りますが、引き込まれるゲームでした。BGM も静かな美しい曲が多く、好きです。
月姫は最後までプレイしました。アルクェイドのトゥルーエンドでは不覚にも目頭が熱くなりました。それだけ感情移入してプレイしていたんですね。シエルルートや秋葉ルート、翡翠や琥珀ルートまで全部クリアしました。それだけの時間が昔は有ったということと、ビジュアルノベルは少なく、まだ新鮮だったということでしょう。
リメイク版の月姫は、購入することはないと思います。全く眼中にないということではありませんが、今更という感じがします。気にはなるのですが、それでも、以前プレイしたときの感動を超えるものがあるかどうか。特に懐かしさ補正は強力なものがあります。おそらく、「うん、面白いけどそれだけだな。」という感想になるのではないでしょうか。
もちろん、初めて月姫をプレイする人は、ぜひ購入してください。間違いなく、TYPE-MOON の月姫は面白いはずです。
リメイク作品は、難しいです。時間が経てば経つほど、記憶は純化され、素晴らしいものとなります。また、年を重ねると、感動の度合いが鈍くなってきます。もし、月姫をプレイした当時に、リメイク版が有ったら、おそらく絶賛していたことでしょう。CG も新しくするようですから、以前の拙い立ち絵ではなくもっと美人のアルクェイドになっているでしょう。それでも、純化された記憶の壁は厚いのです。
TYPE-MOON の作品は、「Fate/stay night」や 「Fate/hollow ataraxia」、「魔法使いの夜」も持っています。もっとも、Fate/stay night はインストールしただけ、それ以外は未開封です。いつかプレイしようと思ってそのままになっています。「MELTY BLOOD」はプレイしたことがあります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません