Raspberry Pi のバックアップ
そろそろサーバのバックアップも考えないと不安です。
デスクトップ版の Raspberry Pi OS であれば、システムのバックアップに SD Card Copier が使えます。もし、無ければ、パッケージの piclone をインストールすれば使えます。
コマンドラインで同様のことが行えるものが、github にありました。
https://github.com/billw2/rpi-clone
次のようにインストールします。
$ git clone https://github.com/billw2/rpi-clone.git $ cd rpi-clone $ sudo cp rpi-clone rpi-clone-setup /usr/local/sbin
基本的に、ブートしたデバイス と USB でつなげたデバイスの間でコピーしてくれるようです。コピーしたデバイスから USB ブートもできるようです。
引数は基本的にデバイスを指定します。sda 〜 は USB デバイスを表します。mmcblk0 は内蔵の MicroSD を表します。ブートデバイスから、指定デバイスにバックアップを取ります。
例えば、外付けのカードリーダ (sda) にバックアップを取るには、以下のようにします。
$ sudo rpi-clone sda
サーバの USB には何もつなげていないので、複数のカードリーダを繋げっぱなしにしてローテーションするのもいいかも知れません。rsync を使ってバックアップしているので、初回のバックアップは手動でやる必要がありますが、以降は cron に登録して、定期的に差分バックアップを取ることが出来るでしょう。
cron に登録する際は、応答の必要がないように、-q オプションをつければいいようです。
バックアップは、USB メモリに取ることも出来ますが、MicroSD に取っておけば、差し替えるだけで起動できるはずです。
ということで、Amazon に コンパクトなカードリーダと MicroSD を注文しました。届いたらバックアップ環境を作っていきたいと思います。
2021.09.07 追記
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません