2007年12月29日(土) 23:22
USB 外付けで raid5 を稼動させているグラタンにさらに raid5 を追加ししました。
今度は、250GB 4 台を搭載した Terabox でやりました。いまこそこうして Terabox が動いていますが、私とTerabox は相性が悪く、一台目のTerabox は、はじめにうまく動かず、Century の HP にあった Firmware をあててやっと動きました。
二台目の Terabox は、通電→「バシッ!」→ HDD クラッシュ。4台の HDD をデータとともに死亡させ封印。それ以降 Terabox は買わず。今動いているものも、内蔵した HDD が死んだら廃棄予定。
一方、NOVAC の はいーるKIT は相性がよく、一度も問題を起こしたことがありません。電源容量的に厳しい Seagate 4台でも動いています。これで Power LED がもうちょっと暗ければ文句なしなんですが。輝度の高い青色 LED なので目につき刺さる。
しかし、ムービーとかを保存していると、ちょっと容量不足になってくるので、また NOVAC のはいーるKIT を買ってきて、余った Terabox をグラタンにつなげました。
4 台で raid5 の構築は前回同様なので省略しますが、ひとつ困ったことがありました。
それは、デバイス名が固定されないということです。はいーるKIT 一台だけのときは、sda 〜 sdd でしたが、Terabox をつなげたら、
はいーるKIT sda, sdb, sdd, sdf
Terabox sdc, sde, sdg, sdh
しかもこれで落ち着くわけではなく、変わることもある。
で、前回作成した mdadm.conf を修正しなければいけないことがわかりました。
mdadm --detail --scan
で出力されたものを設定ファイルに書き込んでいましたが、例えば
ARRAY /dev/md1 level=raid5 num-devices=4 UUID=xxxxxxxx:xxxxxxxx:xxxxxxxx:xxxxxxxx
devices=/dev/sda1,/dev/sdb1,/dev/sdc1,/dev/sdd1
となっている device= の行があるとそのデバイスしか検索に行きません。
デバイス名が変わる場合、raid セットが不完全になるため device= 行は設定ファイルでは削除したほうがよいということです。
mdadm.conf の最初の行に
DEVICE /dev/hd*[0-9] /dev/sd*[0-9]
を書いておけば全部のデバイスを検索に行きますから大丈夫です。
これで問題は無くなりました。
written by sirius
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