NEC の Express5800 110Ge のメンテナンスをします。目的は、BIOS のアップデートとディスクのミラーリングです。
もともとの構成から CPU や メモリ をアップグレードして現在の構成は次のようになっています。
| OS | :Windows Web Server 2008 |
| CPU | :Xeon X3350 |
| メモリ | :8GB(DDR2-800 ECC 2GB x 4) |
| HDD | :80GB x 2 |
1、バックアップ
バックアップは OS 標準のバックアップと、TureImage でバックアップを USB HDD へ取ります。
2、BIOS のアップデート
一番新しい 100042 にします。Windows 上から説明どおりにやり問題なくアップデートできました。
3、SATA3 & USB3 のインターフェースの追加
ASUS の PCIe x 4 のカード(ASUS U3S6)を追加、ドライバをインストールします。
とくに必要というわけではないのですが、PCIe x 4 のカードが刺せるマシンがほかにないので。x 16 に刺しても動きますが x 16 はグラフィックカードで埋まっています。
あとは、MySQL などのデータベースを本格的に使おうと思っていますが、そのときに高速なディスクがあったほうがいいかと思いました。
はじめ、XD Bit を有効にしたまま取り付け、Windows Web Serber 2008 を起動したらブルースクリーンになってしまいました。XD Bit を無効にして起動し、ドライバをインストールした後に、XD Bit を有効にしたところ正常に起動しました。
デバイスマネージャ
4、ディスクをダイナミックディスクに変換
ソフトウェア RAID にするために HDD をダイナミックディスクに変えます。
同じ容量の HDD を用意してミラーリングします。
5、ミラーリング
ディスクの管理からミラーリングの設定をします。
再同期中でもディスクにアクセスして大丈夫です。
6、バックアップ
ダイナミックディスクにしたので TrueImage でのバックアップはできません。OS 標準のバックアップを使用します。せっかく USB を 3.0 にしたので 3.0 のディスクにバックアップしてみました。
デバイスマネージャ
途中休憩しながらやりましたが特に問題もなく、ディスクも 80GB なので全部で 4 時間強で終了しました。
ミラーリングやバックアップの詳細はまた後で説明します。