表示と日本語入力ができるようになるだけです。
材料
| 日本語化 | :ASUKL 氏の LetsJapanNo6 |
| IME | :BagojsINPUT |
こことか
ここあたりを参考に。
必要なのは、LetsJapanNo6 では日本語フォントとレジストリの設定です。
LetsJapanNo6 を当ててしまうと仮想キーボードで BS が使えなくなったり、USB キーボードが動かなくなったりするので手動でやった方がいいようです。
LetsJapanNo6 を解凍してできたフォントのみが必要です。
1、フォント
LetsJapanNo6.cab を展開した中の MSGOTHIC.001 を msgothic.ac3 にリネームします。
2、レジストリ
次の内容のレジストリファイルを作成して JapanNo6.reg という名前で保存します。
------------------------ここから------------------------------------
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mobem]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mobem\CE-Star]
"MyNLS"="\\Windows\\wince.nls"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\International]
"LCID"=dword:00000411
"ACP"=dword:000003a4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SkipTable]
"Courier New"="005c"
"Tahoma"="005c,00a5,007e,0391-03c9,2026,2116,221a,25a0-25ff"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SystemLink]
"Tahoma"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"
"Courier New"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"
"MS UI Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"
"MS Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"
"MS PGothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\nls]
"LegacyLocaleMode"=dword:00000001
"SystemLCID"=dword:00000411
"DefaultOCP"=dword:000003a4
"DefaultACP"=dword:000003a4
"DefaultLCID"=dword:00000411
------------------------ここまで------------------------------------
3、CE 上での作業
Windows フォルダ (\windows) に msgothic.ac3 をコピーします。
JapanNo6.reg をダブルタップしてレジストリに追加します。
IME は BagojsINPUT.cab をインストールするだけです。
M003 の CE 画面(クリックで拡大)
右下の "EN" アイコンで日本語/英語の切り替え
変換の様子(クリックで拡大)
変換用の辞書は登録しないとだめなようです。
ツールのボタン
辞書登録
4、その他
もっと深いところまで日本語化するには wince.nls の入れ替えが必要です、それには normal_nk.nb0 内の wince.nls を日本語に対応した wince.nls に置き換える必要がありますが、そこまでする必要性は感じませんでした。
MangaMeeya は sigmarion III 用の 2.1 が動くようです。WM2003 用の 2.4 も動きましたが、2.1 の方が安定しているようでこちらを常用しています。
また、DF パブリフォント 等を \windows\font へコピーすれば、青空文庫形式のテキストをゴシック以外で表示できるようになります。
残念なことに T-time や XMDF はリーダがインストールできませんでした。