Sirius -旧ブログ、更新されません-

2011年01月の記事

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2011年1月10日(月) 14:06

named の警告

ログに "named[1471]: the working directory is not writable" が出力されていました。

ログのとおりにディレクトリにアクセス権がないようだったので、書き込みの権限を与えました。

# chmod g+w /var/named



さらに、"zone 'xxxx' allows updates by IP address, which is insecure" というログも出力されていましたが、これは内部のみの DNS サーバなので気にしないことにしました。対処には、TSIG(Transaction Signature)というものを利用するようです。

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2011年1月9日(日) 20:15

pcscd が自動起動しないことがある

カーネルを変えた所為かどうかわかりませんが、halt や reboot がきちんと動くようになりました。

何度か起動を切り返してみたのですが、カードサービスの pcscd が自動で起動したりしなかったりです。原因はわからないのですが、BonCasServer を動かしているので不用意に再起動できなくて不便です。そこで、BonCasServer を動かすシャルスクリプトの中で、pcscd を動かすようにしました。



bcs-start2.sh の内容を次のようにしました。

-------------------ここから-------------------

 #!/bin/sh

 PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/sbin

 sleep 50

 /etc/init.d/pcscd restart

 sleep 2

 perl /usr/local/bin/bcs-perl.pl > /dev/null 2>&1 &

-------------------ここまで-------------------

pcscd サービスは起動していることもあるので、再起動で動かすことにしました。

これで少し様子を見ます。

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2011年1月7日(金) 20:16

KURO-RS のアプリケーション

玄箱が KURO-RS を認識するようになったので、アプリケーションをインストールしていきます。

まずはじめに、 KURO-RS 付属のアプリケーションをコンパイルして動かしてみます。

付属 CD 内の Linux/Linux.tgz を作業ディレクトリで展開します。

$ tar xvzf Linux.tgz

既にドライバは動いているので、必要なものはアプリケーションのソースだけです。

展開された中の Linux/LinuxApp にあります。

$ cd Linux/LinuxApp

バイナリファイルはそのまま使えるようですが、退避してコンパイルします。



rs_rec.c と rs_send.c は、#include <strings.h> を #include <string.h> に替えておきます。

$ mv rec rec.org

$ gcc -O2 -o rec rs_rec.c

$ mv send send.org

$ gcc -O2 -o send rs_send.c

send については起動時に動かすとうまく動かない不具合があるので、昔作ったパッチを当てようと探しましたがありませんでした。が、今回は特に修正しなくても大丈夫なようです。



コンパイルしたものを /usr/local/bin へコピーします。

# install -s rec /usr/local/bin/kuro-rs-rec

# install -s send /usr/local/bin/kuro-rs-send

USB デバイス (/device/ttyUSB0) へアクセスできる様に dialout グループへユーザを追加しておくと便利でしょう。



リモコンの信号を記録します。

$ kuro-rs-rec test

test - /dev/ttyUSB0

rec code waiting.........

Create Rec File : [test]



リモコン信号を送信します

$ kuro-rs-send test

test - 1 - /dev/ttyUSB0

Send File : [test]



うまく行ったようです。これで動作の確認が出来ました。

そろそろ Apache と PHP をきちんと設定して Web 経由で KURO-RS をコントロールできるようにしたいですね。

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2011年1月6日(木) 23:57

Victor のホームシアターサウンドシステム購入

Victor の TH-BA1 を買いました。本当は YAMAHA の YSP-600 が HDMI でつなげられるので欲しかったのですが値段が値段なので買えません。



ビクターはもともと音響メーカーなので迷うことなく購入しました。以前購入したことがあるブラウン管テレビもついてきたスピーカーで十分に満足できる音を出してくれていました。

サブウーファーがついているので低音にも迫力がありますし、バー型のスピーカーだけでサラウンド効果も得られます。AAC や Dolby、DTS もそのまま再生できます。HDMI での入力がついてないのが残念ですが、光 x 2、アナログ x 1 の入力があるので何とかなります。



まあ、本格的なオーディオシステムに比べれば劣るのは当然ですが、自分の部屋で再生するのでそんなに金をかけても無駄でしょう。価格に対して満足しています。



ただ、低音が音のわりにお腹に響いてこないんです。サブウーファーが小さいせいでしょうか。

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2011年1月5日(水) 20:57

rc.local が実行されない

どうも rc.local が動いていないなと思ったら、firstboot が動いていました。

プロセスを見ると firstbootが動いてそこで止まってしまい、初期化処理が止まり、rc.local が実行されなくなっているようです。rc.local だけでなく、pcscd も動きませんでした。起動後に手動で実行すれば動きました。

firstboot は Fedora のインストールが終わり、最初の起動のときに動いてユーザの追加等の初期設定を行うものです。

一度 firstboot を実行してしまえば、次から実行しなくなるので、ssh でつないで実行しました。

コンソールがないから気づくのが遅れました。

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2011年1月4日(火) 10:38

KURO-RS の利用

赤外線リモコン KURO-RS を使えるようにします。

KURO-RS を認識させるには、カーネルソース ftdi_sio.c の id_table_combined に次の一行を追加します。

    { USB_DEVICE(0x0411, 0x00b3) },



もともとのカーネルは、USB FTDI Single Port Serial Driver がはじめから組み込まれているのでこれをモジュールに変更して、カーネルとモジュールのコンパイルしなくてはなりません。

LinkStation/TeraStation/玄箱/PPC/kernel/2.6.30.5を参考にしてカーネルをコンパイルします。

今回はカーネルも入れ替えるので上のページの "MTD の認識" 項目は必要です。

# make meucofig

Device Drivers -> Memory Technology Device (MTD) support -> Mapping drivers for chip access の

    ・Physmap compat support を y に

    ・Physical start address of flash mapping を 0xffc00000 に

    ・Physical length of flash mapping を 0x400000 に

    ・Bank width in octets を 1 に設定します。

その他、必要なモジュールの設定をします。



カーネルとモジュールをコンパイルします。

# make uImage modules

だいたい一時間くらいで終わりました。



念のため現在のモジュールを上書きしないように移動させでからモジュールのインストールをします。

# mv /lib/modules/2.6.31.12_kurobox /lib/modules/2.6.31.12_kurobox_old

# make modules_install



カーネルをインストールします。

# cp -p System.map /boot/System.map-2.6.31.12_kurobox_new

# cp -p arch/powerpc/boot/uImage /boot/vmlinux.UBoot-2.6.31.12_kurobox_new



次に起動するカーネルの入れ替えを行います。

# cd /boot

# rm System.map vmlinux.UBoot

# ln -s System.map-2.6.31.12_kurobox_new System.map

# ln -s vmlinux.UBoot-2.6.31.12_kurobox_new vmlinux.UBoot



電源を切って、電源を入れます。(再起動がうまく動かないので・・・)

# halt



電源 ON。シリアルコンソールを付けていない玄箱なので起動確認ができるまでちょっと不安です。

大丈夫でした。普通に起動しました。

# cat /proc/version

Linux version 2.6.31.12_kurobox (root@XXXXXX01) (gcc version 4.4.4 20100630 (Red Hat 4.4.4-10) (GCC) ) #1 Mon Jan 3 21:28:51 JST 2011

ちゃんと新しいカーネルで動いているようです。



KURO-RS をつなぎ、/proc/bus/usb/devices の中に、次のような内容があり、Driver に ftdi_sio があれば大丈夫です。



T:  Bus=01 Lev=02 Prnt=02 Port=01 Cnt=02 Dev#= 5 Spd=12 MxCh= 0

D:  Ver= 2.00 Cls=00(>ifc ) Sub=00 Prot=00 MxPS= 8 #Cfgs= 1

P:  Vendor=0411 ProdID=00b3 Rev= 4.00

S:  Manufacturer=BUFFALO

S:  Product=BUFFALO RemoteStation PC-OP-RS1

S:  SerialNumber=xxxxxxxx

C:* #Ifs= 1 Cfg#= 1 Atr=80 MxPwr=500mA

I:* If#= 0 Alt= 0 #EPs= 2 Cls=ff(vend.) Sub=ff Prot=ff Driver=ftdi_sio

E:  Ad=81(I) Atr=02(Bulk) MxPS= 64 Ivl=0ms

E:  Ad=02(O) Atr=02(Bulk) MxPS= 64 Ivl=0ms



後はアプリケーションを使って動作を確認します。

カーネルの入れ替えがうまく行ったようなのでカーネルのバージョンを上げることが出来そうです。そのうちやってみたいと思います。

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2011年1月3日(月) 20:46

Buffalo の AirStation の調子が悪い

ブロードバンドルータに Buffalo の AirStation を使っていますが調子が悪くなり、外とつながらなくなりました。

バックアップ用の PCI のルータに切り替えました。PCI のルータは 大量に通信すると繋がらなくなることがあるのですが、仕方ありません。お金に余裕がないのでルータの交換は来月になりそうです。

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2011年1月3日(月) 10:35

BonCasServer の自動起動

玄箱が起動した後でカードリーダを刺すと自動で動きますが、刺した状態で玄箱を起動すると BonCasServer が動きませんでした。どうやら起動順序が udev -> pcscd の順のようで、動かないようです。

そこで BonCasServer の起動を遅らせてみました。

udev のルールで直接起動するのではなく、起動用のシェルスクリプトを作成しました。udev のルールではこのシェルスクリプトを呼び出します。

bcs-start.sh

---------------------ここから---------------------

#!/bin/sh

PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/sbin

N=`ps ax|grep bcs-perl|grep \.pl`

pid=`expr "$N" : '\\([0-9]*\\)'`

if [ "$pid"x != x ]; then

    kill -KILL $pid

fi



 /usr/local/bin/bcs-start2.sh &

---------------------ここまで---------------------

一応、bcs-perl.pl のプロセスが残っていたら強制終了させます。(udev の remove で終了させようとしたのですがうまくいきませんでした。)

また、udev のルールで実行するコマンドはできるだけ短い時間で終了させる必要があるので、実際に bcs-perl.pl を起動するシェルスクリプトをバックグラウンドで呼び出します。



bcs-start2.sh

---------------------ここから---------------------

#!/bin/sh

PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/sbin

sleep 60

perl /usr/local/bin/bcs-perl.pl > /dev/null 2>&1 &

---------------------ここまで---------------------

待ち時間がどのくらい必要かわからなかったので 60 秒 sleep させました。

これで玄箱起動時にカードリーダが刺さっていても BoCasServer が動くようになりました。

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2011年1月2日(日) 09:32

rdf の設定

申し訳ありません。RSS が機能していなかったようです。IIS で拡張子と MIME type をきちんと設定していないと不明なものとして扱われ、外部アクセスでは 404 となるようです。



IIS マネージャで rdf ファイルがあるフォルダの "MIME の種類" で拡張子と MIME type を設定したので、RSS が機能するようになりました。調べると、rdf ファイルの MIME type は、"application/rss+xml" が正しいようですが、IE ではうまく機能してくれません。IE でも機能するためには、MIME type を "text/xml" にする必要がありました。まあ、中身が XML なので間違いではないと思います。

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2011年1月1日(土) 10:47

玄箱の Fedora12 のファイルの公開を停止

あけましておめでとうございます。



予定通り玄箱の Fedora12 インストール用ファイルの公開を停止しました。もともと自分が作成したものではなく、たまたま配布先のサイトが閉鎖されてしまい、要望があったので公開しましたが、今後は公開するつもりはありません。 Fedora のサポートが切られた現在、yum でアップデートできるパッケージがなくなっています。セキュリティ上問題があってもパッケージの更新はされません。このことから、公開はしないほうがよいと判断します。自分としても、まだ更新の期待できる Debian への移行を検討しているところです。玄箱を今後もサーバとして使っていくのなら、Fedora より Debian をお勧めします。時間ができたときに予備の玄箱に Debian を入れてそれを記事にしたいと思っています。

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