サーバの構成を次のように変更しようと思っています。
| 玄箱/HG 1 号機: | 内向きサーバ(Fedora12) | → | 内向きサーバ(Fedora12) |
| 玄箱/HG 2 号機: | MP3 置き場(Fedora11) | → | 外向きのメールサーバ(Debian squeez) |
| 玄箱/HG 3 号機: | 外向きメールサーバ(MontaVista Linux) | → | 内向きサーバのバックア>ップ(Debian squeez) |
| HGLAN 1 号機: | TV 録画(今は使っていない) | → | MP3 置き場 |
| HGLAN 2 号機: | ISO 置き場(バックアップ) | → | 予備 |
| HLWG: | 予備 | → | 独立セグメントの無線ア>クセスポイント化 |
構成を変更しようと HGLAN 1 号機に 1.5TB の HDD を内蔵させ、ファームの更新を行っていたら、フォーマットでつまずいて更新できなかったので、/force オプションで強行したらファームのチェックサムエラーがでて起動しなくなり、レンガになってしまいました。
そういえば、いままで容量の大きい HDD は新規でファームを入れられなかったので一度動いている Linkstation でシステムをコピーしてから入れ替えていたのを忘れていました。まあ、レンガになった HD-HGLAN は部品取り用としてしまっておきます。(電源とか)
さて、HD-HGLAN はもう一台あるのでこちらのシステムをコピーし 2 号機にHDD を内蔵させました。しかし、ディスクへのアクセスが異常に遅く(数MB/s)、常用するに堪えません。
変換に KURO-SATA を使いました。調べてみると、KURO-SATA は、SATA 1.5G しかつなげられないようです。どうも PIO で動いている感じです。PIO なら非力な CPU ですし納得です。
hdparm でパラメータを見ようとしましたが、表示されません。
内蔵させた SATA は Seagate です。ラベルを見ても 1.5G で動作させるジャンパの設定が見つかりませんでした。ジャンパ自体はあるのですが、 古い Seagate の HDD のジャンパ設定をまねても駄目でした。Seagate のマニュアルを読むと 320GB 以下の HDD じゃないと反映されないようです。
結局、Seagate の HDD を内蔵させるのはあきらめて、WD の 1TB を内蔵させてみることにしました。WD もジャンパの 5-6 をショートさせることで 1.5G にできるようです。
WD の HDD を内蔵させましたが起動して使ってみると相変わらずの速度です。再度 hdparm で設定内容を表示させて見ました。今度はきちんと表示され、HDD の転送を確認すると、DMA が off になっていました。
# hdparm -d1 /dev/hda
とすることで DMA を on にすることができました。20 GB 位コピーしてみましたが大丈夫なようです。転送速度も 13 MB/s 位になりました。
# hdparm -k1 /dev/hda
としてこの内容を保存して再起動しても DMA が on のままになるようにしてみました。しかし再起動したらまた DMA が off になってしまいました。しょうがないので /etc/init.d/hdparm で DMA を on にするようにしました。
これから玄箱の MP3 データを 400GB 程度コピーします。