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2012年01月の記事

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2012年1月30日(月) 18:57

dovecot, squirrelmail の設定2

dovecot の設定

メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) - Fedoraで自宅サーバー構築

dovecot は IMAP POP3 両方できるようなので一度に設定します。



設定ファイルは /etc/dovecot.conf です。

protocols = imap imaps pop3 pop3s

listen = *

mail_location = maildir:~/Maildir



squirrelmail の設定



squirrelmail の設定は、/usr/share/squirrelmail/config/conf.pl を使って行います。

日本語表示をするためには EUC-JP の locale がインストールされている必要があります。



conf.pl で必要な設定は、

まずはじめに、

D. Set pre-defined settings for specific IMAP servers

で IMAP サーバを指定すると楽でしょう。

ただ dovecot でもデフォルトの uw でも大丈夫でした。



2. Server Settings

-> 1. Domain

-> 3. Sendmail or SMTP

10. Languages

-> 1. Default Language

--> ja_JP

->2. Default Charset

--> iso-2022-jp

です。その他

3. Folder Defaults

とかは環境に合わせて設定してください。

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2012年1月29日(日) 21:04

HD-HGLAN に 1.5GB HDD を内蔵させる。

サーバの構成を次のように変更しようと思っています。








玄箱/HG 1 号機:内向きサーバ(Fedora12)内向きサーバ(Fedora12)
玄箱/HG 2 号機:MP3 置き場(Fedora11)外向きのメールサーバ(Debian squeez)
玄箱/HG 3 号機:外向きメールサーバ(MontaVista Linux)内向きサーバのバックア>ップ(Debian squeez)
HGLAN 1 号機:TV 録画(今は使っていない)MP3 置き場
HGLAN 2 号機:ISO 置き場(バックアップ)予備
HLWG:予備独立セグメントの無線ア>クセスポイント化



構成を変更しようと HGLAN 1 号機に 1.5TB の HDD を内蔵させ、ファームの更新を行っていたら、フォーマットでつまずいて更新できなかったので、/force オプションで強行したらファームのチェックサムエラーがでて起動しなくなり、レンガになってしまいました。



そういえば、いままで容量の大きい HDD は新規でファームを入れられなかったので一度動いている Linkstation でシステムをコピーしてから入れ替えていたのを忘れていました。まあ、レンガになった HD-HGLAN は部品取り用としてしまっておきます。(電源とか)



さて、HD-HGLAN はもう一台あるのでこちらのシステムをコピーし 2 号機にHDD を内蔵させました。しかし、ディスクへのアクセスが異常に遅く(数MB/s)、常用するに堪えません。



変換に KURO-SATA を使いました。調べてみると、KURO-SATA は、SATA 1.5G しかつなげられないようです。どうも PIO で動いている感じです。PIO なら非力な CPU ですし納得です。

hdparm でパラメータを見ようとしましたが、表示されません。



内蔵させた SATA は Seagate です。ラベルを見ても 1.5G で動作させるジャンパの設定が見つかりませんでした。ジャンパ自体はあるのですが、 古い Seagate の HDD のジャンパ設定をまねても駄目でした。Seagate のマニュアルを読むと 320GB 以下の HDD じゃないと反映されないようです。



結局、Seagate の HDD を内蔵させるのはあきらめて、WD の 1TB を内蔵させてみることにしました。WD もジャンパの 5-6 をショートさせることで 1.5G にできるようです。



WD の HDD を内蔵させましたが起動して使ってみると相変わらずの速度です。再度 hdparm で設定内容を表示させて見ました。今度はきちんと表示され、HDD の転送を確認すると、DMA が off になっていました。



# hdparm -d1 /dev/hda

とすることで DMA を on にすることができました。20 GB 位コピーしてみましたが大丈夫なようです。転送速度も 13 MB/s 位になりました。



# hdparm -k1 /dev/hda

としてこの内容を保存して再起動しても DMA が on のままになるようにしてみました。しかし再起動したらまた DMA が off になってしまいました。しょうがないので /etc/init.d/hdparm で DMA を on にするようにしました。



これから玄箱の MP3 データを 400GB 程度コピーします。

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2012年1月25日(水) 18:18

dovecot squirrelmail の設定

MTA に postfix、IMAP, POP に dovecot、webmail にsquirrelmail を使いメールサーバを構築します。



# yum install postfix dovecot squirrelmail



postfix の設定

【Vine Linuxで自宅サーバー】Postfixの基本設定

Postfix + インストール + OP25B設定 | ninxit.blog

を参考にさせていただきました。



まず、デフォルトの MTA を変更します。

# alternatives --config mta

で postfix を選びます。



メールの格納方式を Maildir 方式にします。

postfix の設定は、/etc/postfix/main.cf を編集して行います。

設定項目は、

myhostname = ドメインを含めたホスト名(当サイトであれば sirius10.dip.jp)

mydomain = ドメイン名(当サイトであれば sirius10.dip.jp)

myorigin = $mydomain

inet_interfaces = all

mydestination = $myhostname

mynetworks = LAN内のネットワークアドレス, 127.0.0.0/8

home_mailbox = Maildir/

disable_vrfy_command = yes

smtpd_sasl_auth_enable = yes

broken_sasl_suth_clients = yes

smtpd_sasl_security_options = noanonymous

smtpd_sasl_local_domain = $myhostname

のあたりを追加しました。



後は、ユーザ毎に Maildir を作成します。

# mkdir -p /home/ユーザ名/Maildir/{new,cur,tmp}

# chown -R ユーザ名:グループ名 /home/ユーザ名/Maildir



次に、OP25B 対策です。

認証用のファイルを作成します。

# echo [プロバイダのメールサーバ]:ポート番号 アカウント:パスワード > /etc/postfix/authinfo

# postmap /etc/postfix/authinfo



やはり、/etc/postfix/main.cf で、

relayhost = [プロバイダのメールサーバ]:ポート番号

当方のプロバイダは OCN ですが、ポートは submission の 587 ではうまくいかず、25 番ポートでうまくいきました。

smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/authinfo

smtp_sasl_mechanism_filter = CRAM-MD5

smtp_sasl_mechanism_filter は認証時の形式ですが、PLAIN としているページが多いようですが、かなり不安なので、CRAM-MD5 を試してみたところうまくいきました。

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2012年1月21日(土) 21:43

玄箱/HG の Fedora12 のリポジトリ

玄箱/HG の Fedora12 は本家からパッケージは削除されたので、そのままではパッケージのインストールはできなくなっています。パッケージをアーカイブしているサイトをリポジトリとして登録することで、インストールできるようになります。しかし、Fedora12 はもう古いので特に理由がない限り使わない方がよいと思います。



yum のリポジトリの設定は、/etc/yum.repos.d の下にあるので、まず、リリース用のリポジトリとして、fedora-archive.repo を作成します。



[fedora-archive]

name=Fedora $releasever - $basearch (Archive)

baseurl= http://archive.fedoraproject.org/pub/archive/fedora/linux/releases/$releasever/Everything/$basearch/os/

enabled=1

metadata_expire=7d

gpgcheck=1

gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-fedora-$basearch



アップデート分は、fedora-archive-updates.repo を作成します。



[fedora-archive-updates]

name=Fedora $releasever - $basearch - Updates(Archive)

failovermethod=priority

baseurl=http://archive.fedoraproject.org/pub/archive/fedora/linux/updates/$releasever/$basearch/

enabled=1

gpgcheck=1

gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-fedora-$basearch



これで yum を使い、パッケージのインストールができるようになりました。

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