データのコピーが終わったので早速 Debian をインストールします。
手順は次のページを参考にさせていただきました。
玄箱/玄箱HGにdebian 6.0.1 (Squeeze)をインストール
参考ページの手順通りにやっていけば特に問題なく Squeeze にできると思います。
ただ一点引っかかったのが aptitude で名前解決ができなくてエラーになった点です。
ただ単に DNS サーバがきちんと設定されていなかっただけです。/etc/resolv.conf に正しいネームサーバを設定してやれば問題なくアップデートできました。
まず、必要なファイルを準備します。
Lenny 化 Debian の配布サイトから以下のファイルをダウンロードします。
玄箱/HG のファームウェア(もともと動いていればそのまま使ってかまいません)
kuro_102.zip
玄箱/HG 用の Debia(Lenny) のインストーラ
debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz
玄箱/HG 用の Debia(Lenny) のイメージ
debian-lenny-kuroBOX-20090317.tgz
ブートセレクタ(玄箱/HG の標準 Linux から Debian を起動する)
kuro-bootsel2-debian.tgz
kuro-bootsel2.20080419.tar.gz
Linux ローダ
loader.o
玄箱/HG 用カーネルとモジュール
kernelimage-2.6.25.1-kuroHG.tgz
modules-2.6.25.1-kuroHG.tgz
新規に SSD を内蔵させたのでファームウェアをインストールします。パーティションはインストーラに任せました。serial コンソールを増設済なのでコンソールを見ながらインストールしてみましたが、なぜかフォーマットに時間がかかったり、フォーマットに失敗したりしてインストールを何度か試みてどうにか標準のファームウェアで起動できるようになりました。
標準のファームで起動したら ftp で上記ファイルを玄箱/HG にコピーします。
コピーしたら telnet か serial コンソールで root でログインします。
ファイルのある場所へ移動し、インストーラを解凍し実行します。
# tar zxvf debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz
# sh debian-lenny-installer-kuroHG.sh
Lenny のインストールはこれだけです。
再起動する前にネットワークの設定を済ませないと telnet で作業ができなくなります。 /mnt/etc/network/interfaces を自分のネットワークに合わせて編集します。また、/mnt/etc/resolv.conf も編集し、正しいネームサーバを参照するようにします。
今回はパーティションをファームのインストーラに任せたので、 hda4 は存在しないので、/mnt/etc/fstab から hda4 の行を削除します。
以上で再起動すれば Debian を起動できます。