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2010年12月31日(金) 12:20

玄箱HG で HDUSF を使ってみる

BonCasServer が動いたので、SKNET の地デジチューナー HDUSF をつなげてみました。



まず、hdus-recfriior4 の as11loader をコンパイルします。

これはただのローダーなので、実際のファームウェアが別に必要となります。SKNET_AS11Loader.sys が必要になります。しかし、080701 版でなければならないようです。SKNET 社のサイトには有りませんので探してください。



HDUSF をつないで、

# ./as11loader

でファームウェアが HDUSF へダウンロードされ再認識されます。

確認は、lsusb で行います。

# lsusb

Bus 001 Device 025: ID 3275:6051 VidzMedia Pte Ltd

Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0001 Linux Foundation 1.1 root hub



のように "VidzMedia Pte Ltd" が出てくれば大丈夫です。

udev のルールに次を追加して自動的にファームウェアをダウロードするようにします。また、video グループを作成して、root 以外でも video グループのメンバーはデバイスへのアクセスできるようにします。

# MonsterTV HDUS

SUBSYSTEM=="usb", ACTION=="add", ATTRS{idVendor}=="1738", ATTRS{idProduct}=="5211", \

    RUN+="/bin/sh -c 'cd /usr/local/lib/hdus;./as11loader'"

SUBSYSTEM=="usb", ACTION=="add", ATTRS{idVendor}=="3275", ATTRS{idProduct}=="6051", \

    MODE="0664", GROUP="video"



次に recfriior4 にパッチを当てて HDUS を使えるようにします。

hdus-recfriior4 のパッチをはじめに当てて、次に recfriio-newpatch のパッチを当てます。



コンパイルするにはいくつかのパッケージをインストールする必要がありました。

# yum install boost.ppc

# yum install boost-devel.ppc

# yum install glib-devel.ppc

# yum install glib2.ppc

# yum install glib2-devel.ppc

# yum install avr-libc



さらにコンパイルエラーが出るので、



RingBuf.hpp に追加

#include


setting.hpp と Recordable.hpp に追加

#include


Udp.cpp に追加

#include


これでコンパイルできました。

ところが、録画してできたファイルは何を使っても再生できませんでした。B-CAS を使って復号しようとしても、だめでした。

録画中に大量に "sync ??? byte" と出ていたのでうまく録画できていないようです。まあ、非力な CPU なのでこれで録画しようとは思っていません。BoCasServer が動いてくれたので十分です。玄箱PRO の予行演習のつもりでした。

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