Sirius -旧ブログ、更新されません-

2011年1月7日(金) 20:16

KURO-RS のアプリケーション

玄箱が KURO-RS を認識するようになったので、アプリケーションをインストールしていきます。

まずはじめに、 KURO-RS 付属のアプリケーションをコンパイルして動かしてみます。

付属 CD 内の Linux/Linux.tgz を作業ディレクトリで展開します。

$ tar xvzf Linux.tgz

既にドライバは動いているので、必要なものはアプリケーションのソースだけです。

展開された中の Linux/LinuxApp にあります。

$ cd Linux/LinuxApp

バイナリファイルはそのまま使えるようですが、退避してコンパイルします。



rs_rec.c と rs_send.c は、#include <strings.h> を #include <string.h> に替えておきます。

$ mv rec rec.org

$ gcc -O2 -o rec rs_rec.c

$ mv send send.org

$ gcc -O2 -o send rs_send.c

send については起動時に動かすとうまく動かない不具合があるので、昔作ったパッチを当てようと探しましたがありませんでした。が、今回は特に修正しなくても大丈夫なようです。



コンパイルしたものを /usr/local/bin へコピーします。

# install -s rec /usr/local/bin/kuro-rs-rec

# install -s send /usr/local/bin/kuro-rs-send

USB デバイス (/device/ttyUSB0) へアクセスできる様に dialout グループへユーザを追加しておくと便利でしょう。



リモコンの信号を記録します。

$ kuro-rs-rec test

test - /dev/ttyUSB0

rec code waiting.........

Create Rec File : [test]



リモコン信号を送信します

$ kuro-rs-send test

test - 1 - /dev/ttyUSB0

Send File : [test]



うまく行ったようです。これで動作の確認が出来ました。

そろそろ Apache と PHP をきちんと設定して Web 経由で KURO-RS をコントロールできるようにしたいですね。

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