Sirius -旧ブログ、更新されません-

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2010年12月14日(火) 22:16

玄箱でのサイト構築

Fedora12 のいろいろな設定をする際に玄箱でFedoraサーバーを構築のサイトは大変参考になると思います。

玄箱HG は3台あって、一台は CF を使って外部とつながるメールサーバに、もう一台が今回設定している内部サーバになっています。最後の一台は Debian でも入れてみようかな。

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2010年12月13日(月) 22:19

udev を使って USB メモリをマウントする。

USB メモリの自動マウント・アンマウントを実現させます。

まず、USB メモリをさすと、デバイスファイルができるのでそれを使って情報を取得します。



$ udevadm info -a -p $(udevadm info -q path -n /dev/sdb)

デバイスのシリアルを探します。場合によっては、manufacturer と product でも良いのですが、私は同じデバイスを複数使っていたりするので、確実に認識するようにシリアルを使います。

例えば、PQI の 16GB のメモリの場合、次のようになりました。※

looking at parent device '/devices/pci0000:00/0000:00:0e.1/usb2/2-1/2-1.2':

KERNELS=="2-1.2"

SUBSYSTEMS=="usb"

DRIVERS=="usb"

ATTRS{configuration}==""

ATTRS{bNumInterfaces}==" 1"

ATTRS{bConfigurationValue}=="1"

ATTRS{bmAttributes}=="80"

ATTRS{bMaxPower}==" 98mA"

ATTRS{urbnum}=="452426"

ATTRS{idVendor}=="3538"

ATTRS{idProduct}=="0901"

ATTRS{bcdDevice}=="0100"

ATTRS{bDeviceClass}=="00"

ATTRS{bDeviceSubClass}=="00"

ATTRS{bDeviceProtocol}=="00"

ATTRS{bNumConfigurations}=="1"

ATTRS{bMaxPacketSize0}=="64"

ATTRS{speed}=="12"

ATTRS{busnum}=="2"

ATTRS{devnum}=="4"

ATTRS{version}==" 2.00"

ATTRS{maxchild}=="0"

ATTRS{quirks}=="0x0"

ATTRS{authorized}=="1"

ATTRS{manufacturer}=="PQI"

ATTRS{product}=="PQI USB Flash Drive"

ATTRS{serial}=="01ACxxxxxxxxxx"



この "01ACxxxxxxxxxx"を使い、udev のルールを作成します。

ルールは、/etc/udev/rules.d の下に作成します。私は、99-local.rules にしました。



---------------------------------ここから-------------------------------

# USB Flash

KERNEL!="sd*", GOTO="USBmemory_auto_mount_end"



# default options

KERNEL=="sd*", ENV{mount_point}="%k", \

IMPORT{program}="/sbin/blkid -o udev -p %N"

KERNEL=="sd*", ENV{ID_FS_LABEL}!="", \

ENV{mount_point}="$env{ID_FS_LABEL}-%k"

# Add

ACTION=="add", SYMLINK="usb_%k", ENV{mount_options}="relatime"

ACTION=="add", ENV{ID_FS_TYPE}=="vfat|ntfs", \

ENV{mount_options}="$env{mount_options},utf8"

# Remove



# PQI 16GB(Music)

KERNEL=="sd?1", ENV{ID_FS_UUID}=="943E-C47E", \

ENV{mount_point}="usbmusic"

KERNEL=="sd?1", ATTRS{serial}=="01ACxxxxxxxxxx", \

ENV{mount_point}="usbmusic"

KERNEL=="sd?1", ATTRS{serial}=="01ACxxxxxxxxxx", \

ACTION=="add", SYMLINK+="$env{mount_point}%n"



# general mount

KERNEL=="sd*" ACTION=="add", ENV{mount_point}!="", \

RUN+="/bin/mkdir /media/$env{mount_point}", \

RUN+="/bin/mount -o $env{mount_options} /dev/%k /media/$env{mount_point}"



# general unmount

KERNEL=="sd*", ACTION=="remove", ENV{mount_point}!="", \

RUN+="/bin/umount -l /dev/%k", \

RUN+="/bin/rmdir /media/$env{mount_point}"



LABEL="USBmemory_auto_mount_end"

---------------------------------ここまで-------------------------------



はじめにデバイスが sd でない場合は、USBmemory_auto_mount_end まで飛びます。

次にデフォルトの設定をしています。

マウントポイントのデフォルトを定義します。

まず、マウントポイントのデフォルトはデバイス名(%k)にしておきます。ここで blkid コマンドを利用してデバイスのパラメータを環境変数に設定します。環境変数を見てラベルが設定されていたら、マウントポイントを "ラベル名-デバイス名" に設定します。



blkid コマンドでデバイスを指定すると次のような出力が得られます。

$ /sbin/blkid -o udev -p /dev/sdb1

ID_FS_LABEL=PQIUSB16GB

ID_FS_LABEL_ENC=PQIUSB16GB

ID_FS_UUID=943E-C47E

ID_FS_UUID_ENC=943E-C47E

ID_FS_VERSION=FAT32

ID_FS_TYPE=vfat

ID_FS_USAGE=filesystem



次にデバイスが追加されたときにデバイスファイルへのシンボリックリンクを作成してマウントオプションのデフォルトを設定します。

ファイルシステムが vfat か ntfs の場合はさらに、エンコードを utf8 にします。

今回はデバイスが取り外されたときのデフォルトオプションはありません。



次にデバイスごとのオプションを指定していきます。

ここでは PQI の USB メモリを個別に設定します。マウントポイントとシンボリックリンクの作成を設定します。

シリアルを使って設定しますが、なぜかデバイスの追加は OK ですが、取り外しのときはシリアルが使えないようなので UUID も併用しています。



最後にデバイスが追加されたときの動作と、取り外されたときの動作を設定します。どちらもマウントポイントが決まっている場合のみ定義します。

デバイスが追加されたときは、マウントポイントを /media の下に作成し、マウントします。

デバイスが取り外されたときは、アンマウントして、マウントポイントを削除します。





ファイルを変更すると即座に udev が読み込みしなおすようです。設定ファイルを修正するだけで大丈夫です。



USB メモリをさすと、/media の下のマウントポイントにマウントされ、抜くとアンマウントされました。

SD-USB 変換のアダプタを利用して SD がマウントされることも確認しました。



※この PQI のメモリは、購入時点ではパーティションをきらずにフォーマットされていました。マウントするデバイスは /dev/sdb といった感じでパーティションを指定するのではなく、デバイスそのものを指定してマウントするタイプです。例では、再フォーマットしたものを使っているので、普通どおりパーティションを作成しています。

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2010年12月12日(日) 22:56

webmin を入れてみる。

yum でパッケージを探せなかったので、Webminユーザグループ から rpm を取得してインストールしました。



# wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.530-1.noarch.rpm

# rpm -ivh webmin-1.530-1.noarch.rpm

かなり時間がかかります。

インストールが完了したら次のアドレスを他のマシンで開いて見ます。



http://ホスト名:10000/



ユーザ名には root、パスワードは root のパスワードを入れます。はじめに言語の設定を行うといいでしょう。日本語になります。

後は普通につかえますね。

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2010年12月10日(金) 18:27

静的ルーティングの設定

参考:Redhat/FedoraのIP設定ファイル



例えば 2 枚の NIC がある場合、片方にデフォルトゲートウェイの設定をするわけです。次のような構成の場合、

eth0 IP:192.168.0.10 ゲートウェイ 192.168.0.1

eth1 IP:172.17.0.10 ゲートウェイ 172.17.0.1

デフォルトゲートウェイ が 172.17.0.1 だったとするとそのままでは 192.168.1.20 宛てのパケットはデフォルトゲートウェイの172.17.0.1 を経由します。しかし、実際には、192.168.1.0 のネットワークは 192.168.0.10 のゲートウェイ(192.168.0.1)のほうにつながっているとします。このままでは、192.168.0.10 と 192.168.1.20 は通信できません。

そこで 192.168.1.x 宛ては eth0 を通して通信するようにルーティングテーブルを構成する必要があります。



一時的で良いのなら、route コマンドで設定できます。次のようにします。

# route add -net 192.168.1.0 gw 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0 eth0

(Windows では、-p オプションをつけることで設定を保存できるようです。)



しかし、これは一時的なので再起動したりすると設定は消えてしまいます。

永続的にこのルートを設定するには、/etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0 を作成します。

(インターネットを検索すると、static-routes ファイルの設定方法が出てきますが、最近は違うみたいです。)



route-eth0 の内容は次のようにします。



GATEWAY0=ゲートウェイのIPアドレス

NETMASK0=ネットマスク

ADDRESS0=ネットワークアドレス



実際の例では、



GATEWAY0=192.168.0.1

NETMASK0=255.255.255.0

ADDRESS0=192.168.1.0



のようにすると 192.168.1.x 宛てのパケットは 192.168.0.1 経由で送られることになります。

起動時にこの設定が有効になるので再起動しても大丈夫です。

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2010年12月9日(木) 20:26

玄箱HG の電源制御再び

いろいろインストールやアップデートをしていたら、いつのまにか /etc/rc.d/rc.local が実行されなくなっていました。/dev/ttyS0 のアクセス権がデフォルトのままです。しかし、シャットダウンは普通にできました。おお、これで大丈夫になったのかと思ったら、リブートができません。アクセス権を修正しても再起動しませでした。なんでだろ?まあ、サーバにしているので頻繁にシャットダウンやリブートはしないので原因追求は後回しです。

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2010年12月8日(水) 23:29

Haipad M701-M701-R 1022小字体ファームウェア

Haipad M701-M701-R 1022小字体ファームウェア があったので中身を見てみました。



ビルドは #142 で /system/build.prop で lcd の密度がはじめから 161 に設定されているので高解像度表示がデフォルトです。

私は最新のビルド #181 を入れているのでこのファームは必要ないようです。

lcd の密度は通常 160 に設定して使っています。オフィシャルファームが 161 にしているので、161 の方が正しいのでしょう。時間があるときに設定しなおしてみたいと思います。

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2010年12月8日(水) 23:21

firewall の設定

通信カードでインターネットとつながるので一応、 firewall を動かします。iptables が firewall なので ntsysv を使い、 iptables を起動時に動くようにします。

公開するポートの設定は system-config-firewall で行います。この回線は緊急のメンテナンス用なので、ssh のみを解放するだけです。ただし、内部ネットワークの eth0 は除外します。そうしないと内部向けにサービスができません。

また、root のパスワードを変更しておきます。デフォルトで作成されているユーザ(fedora)もパスワードを変更するか削除します。

さらに無料ダイナミック DNS サービスを利用して IPアドレスが変わっても外からつなげられるようにしておきます。これで緊急時には外部から接続して家のマシンを操作できるようになります。

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2010年12月7日(火) 20:35

alsaplayer のインストール

alsaplayer をインストールします。パッケージはないようなのでソースからコンパイルします。



g++ が必要なのでついでに開発ツールのグループをインストールしました。

# yum groupinstall "開発ツール"



ライブラリのインストール

# yum install libmad-devel.ppc

# yum install libid3tag-devel.ppc

# yum install flac-devel.ppc

# yum install libvorbis-devel.ppc

# yum install libsndfile-devel.ppc

# yum install audiofile-devel.ppc

# yum install libmikmod-devel.ppc

# yum install alsa-lib-devel.ppc

バージョンが対応していないようで、libid3tag と libmikmod は認識しませんでした。



#./configure --enable-audiofile

# make

# make install



mp3 の再生だけであれば、mpg123 でも良いのですが、alsaplyer を使うと再生中に再生のコントロールができるので便利です。



$ alsaplayer -i daemon -q

で常駐させ、

$ alsaplayer -e mp3ファイル

で再生できます。mp3 ファイルは複数指定できるし、再生中に追加も可能です。また、起動した端末を終了させても常駐し続けます。



次の曲を再生するには、

$ alsaplayer --next

前の局に戻るには、

$ alsaplayer --prev

再生の状態を知るには

$ alsaplayer --status

とします。



web でインターフェースを作成すれば、いちいち端末でログオンしてコマンドをたたく必要もなくなります。

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2010年12月6日(月) 21:20

玄箱のサウンドアプリケーションについて

Fedora12 にして、玄音(OTO2.1-USB2)で音が出る様にモジュールの追加もできたので、ジュークボックス代わりにできるようにアプリケーションを入れていきます。玄音は、このサイズにしては十分な音量で、サブウーファーのおかげで BGM として流しておくのにちょうど良いです。コンパクトで、ケーブルも USB 一本ですむし玄箱にぴったりです。残念なことにもう売ってないんですよねこれ。買えるときにもっと買っておけばよかった。まあ、これが壊れたと時にはAUDIOJUCK-USBなんてのも持っているのでこれが使えるかなと。



ユーティリティのインストール

# yum install alsa-utils.ppc



音のオン・オフや音量の調整ができるようになります。

調整を行うユーザは、あらかじめ /etc/group を編集して audio のグループに登録しておきます。

音量の調整を対話的に行うには alsamixer を使い、数値で指定するには amixer で行います。

調整できるものの確認は、次のようにします。

$ amixer controls



玄音では、

numid=1,iface=MIXER,name='PCM Playback Switch'

numid=2,iface=MIXER,name='PCM Playback Volume'

と表示されました。



この場合、音のオン・オフは、

$ amixer set PCM Playback Switch on

$ amixer set PCM Playback Switch off

で行います。



音量の調節は、

$ amixer set PCM Playback Volume 80%

あるいは、

$ amixer set PCM Playback Volume 30

とします。パーセンテージでやったほうがわかりやすいと思います。直接の数値は、接続した機器によって範囲が変わるようです。



mp3 の再生アプリケーションは mpg123 をインストールしました。

# yum install mpg123.ppc



alsa で再生するには、

$ mpg123 -o alsa nanika.mp3

とします。



cron に登録しておけば目覚まし代わりにもなります。というか以前は目覚まし代わりにしていました。また復活できます。

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2010年12月5日(日) 12:27

玄箱HG の Fedora12 にカーネルモジュールの追加

USB 経由で通信カードを使います。Linux につなげたときに ttyACM として認識するカードなら、同じ手順でできると思います。

通信カードは KWINS の KW-S102C、USB への変換は、IO-DATA の USB2-PCADPG を使います。

まず、カーネルモジュールが必要なので、同じカーネルバージョンを用意して、LinkStation/TeraStation/玄箱/PPC/kernel/2.6.30.5を参考に作業をします。



カーネルソースを取得して展開します。

# wget http://ring.maffin.ad.jp/archives/linux/kernel.org/kernel/v2.6/linux-2.6.31.12.tar.bz2

# tar jxvf linux-2.6.30.5.tar.bz2

# mv linux-2.6.31.12 linux-2.6.31.12_kurobox

# cd linux-2.6.31.12_kurobox



コンパイルしたカーネルを使う予定はありませんが、一応、mtd 関係は修正しておきました。

# make linkstation_defconfig

# cp -p ./.config ./.config.orig

# make menuconfig



次に、必要なモジュールは cdc_acm です。

menuconfig でモジュールの定義をして作成しても、カーネルとモジュールのバージョンが異なる(2.6.31.12 と 2.6.31.12_kurobox) ので先にバージョンをカーネルにあわせます。

どこを直せば良いのかよくわかりません。検索して、Makefile を修正して 2.6.31.12_kurobox になるようにしました。



menuconfig で cdc_acm をモジュールに設定して早速コンパイルします。

# make modules



結構時間がかかります。モジュールが作成できたら、drivers/usb/cdc_acm.ko をコピーします。

# cp drivers/usb/class/cdc-acm.ko /lib/modules/2.6.31.12_kurobox/kernel/drivers/usb/class/.

# depmod -a



これで通信カードを USB でつなぐと、cdc_acm モジュールが組み込まれ、/dev/ttyACM0 が使えるようになりました。

次は、ppp の設定です。これらは、GUI を使って設定したほうが楽です。

GUI で設定するには、

# yum install system-config-\*

で設定ツールをインストールして、他の Linux マシンから、X11 を ssh でフォワードしてやればいいと思います。

私は、一度設定したことがあるので、手動でやりました。



設定ファイルを作成します。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifup-プロバイダ

ここで、プロトコルやその他の設定を行います。

------------------------ここから---------------------------------

DEVICE=ppp0

BOOTPROTO=dialup

TYPE=Modem

NM_CONTROLLED=no

ONBOOT=yes

USERCTL=yes

PEERDNS=yes

IPV6INIT=no

AC=off

BSDCOMP=off

VJCCOMP=off

CCP=off

PC=off

VJ=off

LINESPEED=115200

MODEMPORT=/dev/ttyACM0

IDLETIMEOUT=600

PROVIDER=プロバイダ

DEFROUTE=yes

PERSIST=yes

PAPNAME=ユーザ名

WVDIALSECT=wvdialでの識別名

MODEMNAME=Modem0

DEMAND=yes

DNS2=セカンド DNS の IP アドレス

DNS1=DNS の IP アドレス

PPPOPTIONS=

------------------------ここまで---------------------------------



ダイヤルアップでの接続をしますので、ppp の設定も必要です。



# yum install wvdial.ppc

でダイヤラーをインストールして、/etc/wvdial.conf にプロバイダ用の設定を作成します。ここにパスワードが記録されます。

------------------------ここから---------------------------------

[Modem0]

Modem = /dev/ttyACM0

Baud = 115200

SetVolume = 0

Dial Command = ATDP

Init1 = ATZ

Init3 = ATM0

FlowControl = XONXOFF

[Dialer 識別名]

Username = プロバイダのユーザ名

Password = プロバイダのパスワード

Phone = 電話番号

Stupid Mode = 1

Init1 = ATZ

Inherits = Modem0

------------------------ここまで---------------------------------



ppp は、 /etc/ppp/peers にプロバイダ名でファイルを作成しました。wvdial を起動するスクリプトです。

------------------------ここから---------------------------------

connect "/usr/bin/wvdial --remotename 識別名 --chat 'プロバイダ名'"

------------------------ここまで---------------------------------



wvdial の識別名はプロバイダ名と同じものを使いました。



# ifup ppp0

としてみました。が、なんと、ppp のモジュールがなかったようです。

必要そうなモジュールをコンパイルして追加しました。

bsd_comp, ppp_deflate, ppp_synctty, ppp_async, ppp_generic, slhc, slip を /lib/modules/2.6.31.12_kurobox/kernel/drivers/net へコピーしました。



# depmod -a

# modprobe ppp_generic

# ifup ppp0

これでつながります。再起動すると自動でつながりました。



大丈夫そうだったので、Alsa の USB-AUDIO もコンパイルして追加しました。

玄音をつないでみたところちゃんと音が出ました。



ロードしているモジュール(mp3 再生中)

# lsmod





















ModuleSizeUsed by
snd_usb_audio844922
snd_seq556040
snd_pcm712362snd_usb_audio
snd_timer237923snd_seq,snd_pcm
snd_page_alloc121441snd_pcm
snd_usb_lib19564 1snd_usb_audio
snd_rawmidi247801snd_usb_lib
snd_seq_device101162snd_seq,snd_rawmidi
snd_hwdep112041snd_usb_audio
snd542649snd_usb_audio,snd_seq,snd_pcm,snd_timer,snd_rawmidi,snd_seq_device,snd_hwdep
soundcore93121snd
ppp_deflate86640
zlib_deflate234561ppp_deflate
ppp_async129481
crc_ccitt51481ppp_async
ppp_generic243086ppp_deflate,ppp_async
slhc88641ppp_generic
cdc_acm189562

なんかあっけなく動いています。普通の Fedora ですね。ジュークボックス代わりにもなりそうです。

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2010年12月4日(土) 13:59

玄箱HG に Fedora12 インストール後の設定2

・ユーザの登録

# useradd ユーザ名

パスワードの設定

# passwd ユーザ名



・samba の設定

インストールはされているようでしたが、サービスとして登録されていませんでした。

samba をリモートで管理するために、swat を動かします。

# yum install samba-swat.ppc

http://サーバ:901/ で swat のページになるのでここで設定できるようになります。

smbclient とかのコマンドを良く使うのでクライアントのインストールもやっておきます。

# yum install samba-client.ppc



・ntp の設定

元からインストールされていました。/etc/ntpd.conf にタイムサーバを追加しました。



・dhcp のインストール

# yum install dhcp.ppc



・dns のインストール

# yum install bind.ppc

自分で使えるように /etc/resolv.conf を修正する。

また、dig で dns のチェックをするのでそれもインストールしておきます。

# yum install bind-utils.ppc



・rsync ののインストール

# yum install rsync.ppc



・apache の設定

インストールはされているようでしたが、サービスとして登録されていませんでした。



・tftp のインストール

# yum install tftp-server.ppc



・その他

# yum install w3m.ppc

# yum install system-config-\*

# yum install nkf.ppc

# yum install zip.ppc

# yum install compat-readline5-devel.ppc

# yum install readline-devel.ppc

# yum install alsa-utils.ppc

# yum install traceroute.ppc

# yum install sox.ppc

# yum install mpg123.ppc

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2010年12月2日(木) 18:42

玄箱HG に Fedora12 インストール後の設定1

・ssh クライアントのインストール

まだ samba を動かしていないので、scp でファイルを持ってこれるように ssh クライアントをインストールします。

# yum install openssh-clients.ppc



・コンソール画面でサービスのコントロール(ntsysv)のインストール

# yum install ntsysv.ppc



・HDD のパーティション

HDD のデバイスは、今まで /dev/hda だったのが /dev/sda に変更されています。

インストール直後は、/dev/sda4 が 2GB になっているので SSD に空きがあります。これを削除して残り全てを割り当てます。

ssh で root でログインし、



# umount /mnt

# fdisk /dev/sda



fdisk を抜けたとき、カーネルはまだ古いパーティションテーブルを使っているというメッセージが出たのでここで再起動します。



再度、ssh でログインして/dev/sda4 にファイルシステムを作成します。

# mkfs -t ext3 /dev/sda4

# mount /mnt



・アップデート

# yum update

この Fedora では、rpmfusion まで見に行くようになっていました。まあ、ppc のサポートが Fedora12 までとなっているので正しい判断だと思います。

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2010年12月1日(水) 21:00

動画をスムーズに再生する。

SmartQ V5 とか E7002H とかで動画を再生していると途中で引っかかったように再生が飛ぶことがあります。

これは裏で動いているものが邪魔をしているようでした。試しに、設定→アカウントと同期→バックグラウンドデータのチェックをはずしたところスムーズに再生できるようになりました。

ただし、これにチェックを入れていないとマーケットが起動できませんでした。マーケットを使うときだけチェックをいれるようにします。

まあ、これをやっても起動直後とかはいろいろ裏で動くのでスムーズに再生できません。

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2010年11月30日(火) 20:38

玄箱HG の Fedora12 での電源制御

なんと、インストールした状態では halt で電源が切れず、reboot で再起動せず、電源ボタンの長押しは無反応。電源周りがうまく動きません。まずこれを何とかしないといけません。

制御コマンドの送り先を /dev/ttyS0 から /dev/ttyS1 に変更してみたり、 /etc/init.d/halt に追加してみたりしましたがうまくいきません。正常動作している Fedora11 と違っているのが ttyS0 のアクセス権とグループだったので変更してみました。



# chmod 600 /dev/ttyS0

# chown root:root /dev/ttyS0



これで halt と reboot ができるようになりました。しかし、この設定は再起動すると元に戻ります。なので、/etc/rc.d/rc.local の中で起動時に毎回設定しなおすことにしました。

また、電源ボタンでのシャットダウンは、kuroevtd(電源ボタンの機能回復)を参考にして kuroevtd を導入しました。

kuroevtd は全て(ソース、スクリプト)、/dev/ttyS1 を /dev/ttyS0 に変更してインストールしました。

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2010年11月29日(月) 16:58

TitaniumBackup を使ってみる。

Haipad M701 の新しいファームが 11/18 に出たようです。

Android 2.2 もありますがまだ試験版のようです。2.2 はそのうちに試したいと思います。

新しいファームウェアのビルドは #181 です。今回はアプリケーションのリストアに TitaniumBackup を使ってみました。



1、TitaniumBackup をマーケットからインストールする。

2、TitaniumBackup の起動画面の "お困りですか" から busybox をダウンロードする。

3、TitaniumBackup の apk をバックアップする。(方法はご自由に。私は、adb でつないで、/data/app にある apk を SD にコピーしました。)

4、アプリケーションとシステムデータを TitaniumBackup でバックアップする。

5、ファームウェアを更新する。(アカウントの登録とかはスキップします。)

6、SD から TitaniumBackup をインストールする。

7、TitaniumBackup を使って無線 LAN の設定をリストアする。

8、TitaniumBackup で busybox をダウンロードする。

9、アプリケーションとシステムデータをリストアする。



以上でアプリケーションも含め、環境のリストアができました。ただ、アプリケーションのリストア時にいちいちインストールボタン等を押さなければいけないのがわずらわしいです。

寄付版なら自動でリストアしてくれるようです。なお、システムの busybox を使うとうまくリストアできませんでした。

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MySketch 2.7.2 written by 夕雨