Sirius -旧ブログ、更新されません-

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2010年11月28日(日) 15:16

玄箱HG に Fedora12 を入れる。

しばらくぶりの玄箱ネタです。



24 時間連続運転の玄箱HG は HDD 自体が自分の熱で壊れやすいように思います。特に夏場は危険です。CF で動かしている外向けの玄箱HG は何の問題もなく、今年の暑い夏もノートラブルで稼動しています。

内向きの玄箱HG は 2.5inch の HDD で動かしていましたが、しばらく前に調子が悪くなって今は電源を入れていません。SSD が安くなってきたので、内向きの玄箱HG に内蔵させ復活させたいと思います。

SSD は Kingston の 30GB、インターフェース変換は、玄人志向 の KURO-SATA を使いました。うまくねじ穴が合わず、SSD は浮いた状態です。ただ、玄箱の IDE ケーブルは硬すぎる位なのでちょっとした振動でずれることはないようです。



さて、Fedora は、いろいろやってみよう、何とかやってみよう!(http://iroironantoka.jp/)のサイトから落とそうと思いましたが、サイトに行くとなぜか Magic3 のインストールページが開きます。

google のキャッシュからたどるとファイル自体は存在するようです。キャッシュを見ると 11/17 までは大丈夫のようです。ファイルへのリンクを書いておきます。



インストーラ(Fedora Easy Installer)

http://iroironantoka.jp/shizai/EFI100.zip



hda1イメージ(玄箱用)

http://iroironantoka.jp/shizai/kurohd_hda1_20090801-2.tar.gz



hda1イメージ(玄箱HG用)

http://iroironantoka.jp/shizai/kurohg_hda1_20090801-2.tar.gz



F11用:hda3イメージ(玄箱/玄箱HG共通) 

http://iroironantoka.jp/shizai/kuro_f11_images_20091006.tar.gz



F12用:hda3イメージ(玄箱/玄箱HG共通)(new! 2010/2/3) 

http://iroironantoka.jp/shizai/kuro_f12_images_20100128.tar.gz



インストール手順については、インストーラに同梱されている『Readme.txt』にわかりやすく書いてあります。

なお、ウィルス関連のプログラムが動いているとファイヤーウォールで許可を出しても玄箱を認識しませんでした。

ウィルス関連のプログラムをとめて無事にインストールできました。



12/05 追記

いろいろやってみよう、何とかやってみよう!のサイトが閉鎖したようです。お世話になりました。

written by sirius [玄箱] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(6)] [TB(0)]

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2010年11月22日(月) 18:29

Muvo^2 FM が起動しなくなる。

普段の通勤時に Creative の Muvo^2 FM を使っています。もともとは、5GB のマイクロドライブが入っているものですが、32GB の CF に入れ替えて使っています。バッテリーの予備も複数あるので、古いプレーヤーですが使い続けています。



この Mubo^2 FM が起動しなくなりました。電源を入れると、Muvo^2 の表示で止まってしまい、電源も切れない状態です。たぶん、CF を見に行ってそこで止まっていると思ったので、中の CF を取り出して PC でフォーマットし、元に戻してファームウェアを入れなおしました。今のところ復活したようです。久しぶりに中の CF を見ました。使っているのは silicon-power の CF でした。



Muvo^2 で中身を入れ替えるとき、マイクロドライブ(CF) と基板をつなぐフレキシブルケーブルが切れやすいので注意が必要です。(注意していても切れるときは切れますが)

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2010年11月22日(月) 00:09

SmartQ V5 の Android が起動しなくなる。

SmartQ V5 の Android が起動しなくなってしまいました。Linux や Windows CE は起動するのでハードウェア的には正常だろうと思っています。

ちょうど最近、Android の新しいファームが出ていたので更新してみました。



ファームウェアはこちらからダウンロードしました。



まず、SmartQ V5 の Linux が 5.5 になっていないとだめなようなので、ダウンロードのページの画面を確認します。場合によっては先に Linux を更新する必要があります。

私の QV5 は、はじめから Linux が 5.5 になっていました。



念のため、AC をつなげて SD の トップに解凍した SmartQV5_AD を置いて "+" ボタンを押しながら電源を入れます。

自動的にファームウエアのアップデートが始まり、終わると再起動します。



再起動後に AndroidID や build.prop の修正をします。

また、使わない中華アプリも削除しました。設定のアプリケーションの管理から普通に削除できました。



タッチパネルのずれが大きかったのでキャリブレーションをしなおします。

電源を入れて Android を選択した直後の "Loading.." で "+" ボタンを押しっぱなしにするとキャリブレーションが起動します。

普通に十字の中心をタップしていきます。



あとは環境を設定してマーケットから必要なアプリケーションをインストールしていきます。

アプリケーションのバックアップを何か考えないとファーム更新がめんどくさいです。

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2010年11月13日(土) 09:11

windows 版 mkimage

Windows 用の mkimage を探して来る人もいるようなのでリンクを張っておきます。

でも、android を使うのなら Linux が使えた方がいろいろできて便利です。



Windows 版の mkimage

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2010年11月10日(水) 18:00

Teclast の T720 Wifi のファームウェア

Teclast のダウンロードページに Android PAD の T720Wifi のファームウェアが上がっていたので中身を見てみました。

T720 Wifi は 7inch タブレットです。C700 が 1024 x 600 の解像度だったので期待しましたが、普通の 800x 480 なのでまったく眼中にはありませんでした。しかし、ファームがあるともう少し詳しく中身がわかるので見てみました。



どうやら CPU は Rockchip のようです。不思議なことにドライバが rk28usb と rk281x の2種類ついてきています。どちらでもいいのでしょうか。更新ツールは rkandroidtool.exe なので Rockchip は間違いないと思います。

Linux のバージョンは、

Linux version 2.6.25 (liuxianhui@ubuntu) (gcc version 4.4.0 (GCC) ) #527 Sat Nov 6 11:35:18 CST 2010

となっています。ってこれ Android のバージョンいくつなの?

1.5 が 2.6.27 だと思ったからそれより古いの?う、動画も 720p までしか対応していないし・・・・。

ということで調査終了。

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2010年11月9日(火) 20:40

Windows Web Server 2008 でのソフトウェア・ミラーリング

今度はミラーリングさせます。

ミラーリングするには、HDD がダイナミックディスクになっていないとできません。しかし、ダイナミックディスクにすると

1、私が知っている限りでは、市販のバックアップツールでディスク丸ごとのバックアップができない。

2、Windows のインストールはベーシックディスクになっていないとできない。

3、Linux 等の他の OS で修復等の作業ができない。

といった欠点があり、ミラーリングするかどうか迷うところですが、OS 標準のバックアップツールでしのぐことにします。



まず、ディスクをベーシックディスクからダイナミックディスクにします。

コンピュータを右クリックして管理を選びます。

サーバマネージャが起動するので、左のツリーから記憶域を開き、ディスクの管理を選択します。

サーバーマネージャ

ベーシックディスクを右クリックしてメニューから "ダイナミックディスクに変換" を選びます。

ダイアログが出るので変換したいディスクにチェックを入れます。

ダイナミックディスクに変換

変換するディスクの画面で変換ボタンをクリックします。

変換するディスク

確認画面ではいボタンをクリックすると変換が始まります。

確認画面



ダイナミックディスクへ変換が終了したらミラーリングしていきます。

ディスクの管理の画面でミラーリングしたいパーティションを右クリックしてミラーの追加を選択します。

ディスクの管理

ミラーの追加でミラーするディスクを選択します。(今回は1台しか出ていません)

ミラーの追加

ミラーの同期中の画面です。

ミラーの同期

ミラーリングが完了したディスクの管理画面です。

ディスクの管理



以上でミラーの設定は終わりです。

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2010年11月8日(月) 23:04

M003 CE のなんちゃって日本語化

表示と日本語入力ができるようになるだけです。



材料




日本語化:ASUKL 氏の LetsJapanNo6
IME:BagojsINPUT

こことかここあたりを参考に。



必要なのは、LetsJapanNo6 では日本語フォントとレジストリの設定です。

LetsJapanNo6 を当ててしまうと仮想キーボードで BS が使えなくなったり、USB キーボードが動かなくなったりするので手動でやった方がいいようです。

LetsJapanNo6 を解凍してできたフォントのみが必要です。



1、フォント

 LetsJapanNo6.cab を展開した中の MSGOTHIC.001 を msgothic.ac3 にリネームします。



2、レジストリ

次の内容のレジストリファイルを作成して JapanNo6.reg という名前で保存します。

------------------------ここから------------------------------------

REGEDIT4



[HKEY_LOCAL_MACHINE]



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE]



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mobem]



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mobem\CE-Star]

"MyNLS"="\\Windows\\wince.nls"



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\International]

"LCID"=dword:00000411

"ACP"=dword:000003a4



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink]



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SkipTable]

"Courier New"="005c"

"Tahoma"="005c,00a5,007e,0391-03c9,2026,2116,221a,25a0-25ff"



[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SystemLink]

"Tahoma"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"

"Courier New"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"

"MS UI Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"

"MS Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"

"MS PGothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"



[HKEY_LOCAL_MACHINE\nls]

"LegacyLocaleMode"=dword:00000001

"SystemLCID"=dword:00000411

"DefaultOCP"=dword:000003a4

"DefaultACP"=dword:000003a4

"DefaultLCID"=dword:00000411

------------------------ここまで------------------------------------



3、CE 上での作業

Windows フォルダ (\windows) に msgothic.ac3 をコピーします。

JapanNo6.reg をダブルタップしてレジストリに追加します。

IME は BagojsINPUT.cab をインストールするだけです。



M003 の CE 画面(クリックで拡大)

M003 の CE 画面



右下の "EN" アイコンで日本語/英語の切り替え

切り替え



変換の様子(クリックで拡大)

変換



変換用の辞書は登録しないとだめなようです。

ツールのボタン

ツールのボタン



辞書登録

辞書登録



4、その他

もっと深いところまで日本語化するには wince.nls の入れ替えが必要です、それには normal_nk.nb0 内の wince.nls を日本語に対応した wince.nls に置き換える必要がありますが、そこまでする必要性は感じませんでした。

MangaMeeya は sigmarion III 用の 2.1 が動くようです。WM2003 用の 2.4 も動きましたが、2.1 の方が安定しているようでこちらを常用しています。

また、DF パブリフォント 等を \windows\font へコピーすれば、青空文庫形式のテキストをゴシック以外で表示できるようになります。

残念なことに T-time や XMDF はリーダがインストールできませんでした。

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2010年11月7日(日) 13:12

Windows Web Server 2008 のバックアップ

Windows Server 標準のバックアップを使います。システム全体のバックアップを取ります。このバックアップを利用して、インストール時に環境を戻すことができるようです(まだ使ったことはないです)。

また、バックアップイメージは、VHD 形式でバックアップされるので、Hyper-V 等で使えないこともないようです。いろいろ工夫が必要そうですが。



コンピュータを右クリックして管理を選びます。

サーバマネージャが起動するので、左のツリーから記憶域を開き、Windows Server バックアップを選択します。

サーバマネージャ

右の操作でバックアップ(1回限り)をクリックします。

バックアップ(1回限り)

ウィザードが表示されます。次へボタンをクリック。

ウィザード

バックアップの構成の選択は、カスタムを選択します。全体だとバックアップ先の USB HDD までバックアップしてしまいます。

バックアップの構成の選択

バックアップ項目の選択は、必要なドライブのみにチェックを入れます(今回は C ドライブのみ)。

バックアップ項目の選択

作成先の種類の指定は、ローカルドライブを選択します。

作成先の種類の指定

バックアップ先の選択は、USB HDD を選択します。

バックアップ先の選択

詳細オプションの指定は、VSS コピーバックアップを選択します。

詳細オプションの指定

確認画面でバックアップボタンをクリックするとバックアップが始まります。

確認画面

バックアップ中の画面です。

バックアップの進行状況

完了画面です。

完了



以上でバックアップ終了です。バックアップ先のドライブに "WindowsImageBackup" フォルダが作成されバックアップデータが保存されます。

この一回限りのバックアップは、同じドライブにデータを保存すると、古いデータは上書きされ、ドライブあたりに一つしか持てないようです。

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2010年11月6日(土) 17:15

Windows Web Server 2008 のメンテナンス

NEC の Express5800 110Ge のメンテナンスをします。目的は、BIOS のアップデートとディスクのミラーリングです。

もともとの構成から CPU や メモリ をアップグレードして現在の構成は次のようになっています。






OS:Windows Web Server 2008
CPU:Xeon X3350
メモリ:8GB(DDR2-800 ECC 2GB x 4)
HDD:80GB x 2



1、バックアップ

 バックアップは OS 標準のバックアップと、TureImage でバックアップを USB HDD へ取ります。



2、BIOS のアップデート

 一番新しい 100042 にします。Windows 上から説明どおりにやり問題なくアップデートできました。

 

3、SATA3 & USB3 のインターフェースの追加

 ASUS の PCIe x 4 のカード(ASUS U3S6)を追加、ドライバをインストールします。

 とくに必要というわけではないのですが、PCIe x 4 のカードが刺せるマシンがほかにないので。x 16 に刺しても動きますが x 16 はグラフィックカードで埋まっています。

 あとは、MySQL などのデータベースを本格的に使おうと思っていますが、そのときに高速なディスクがあったほうがいいかと思いました。

 はじめ、XD Bit を有効にしたまま取り付け、Windows Web Serber 2008 を起動したらブルースクリーンになってしまいました。XD Bit を無効にして起動し、ドライバをインストールした後に、XD Bit を有効にしたところ正常に起動しました。



デバイスマネージャ

ASUS U3S6 デバイスマネージャ



4、ディスクをダイナミックディスクに変換

 ソフトウェア RAID にするために HDD をダイナミックディスクに変えます。

 同じ容量の HDD を用意してミラーリングします。



5、ミラーリング

 ディスクの管理からミラーリングの設定をします。

 再同期中でもディスクにアクセスして大丈夫です。



6、バックアップ

 ダイナミックディスクにしたので TrueImage でのバックアップはできません。OS 標準のバックアップを使用します。せっかく USB を 3.0 にしたので 3.0 のディスクにバックアップしてみました。



デバイスマネージャ

USB3.0 ディスク



途中休憩しながらやりましたが特に問題もなく、ディスクも 80GB なので全部で 4 時間強で終了しました。

ミラーリングやバックアップの詳細はまた後で説明します。

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2010年11月5日(金) 20:33

インストールしたアプリ

NPAD や E7002H にインストールしているアプリケーションです。

中には protected なものもあるので工夫しないとインストールできませんが、comicroid 以外はマーケットからインストールしています。もともと入っていた google map は削除して最新版の google map もインストールしています。



[青空文庫]

縦書きビューア

青空読み手

青い空 評価版

青空文庫プロバイダ



[コミックリーダ]

COMICROID

Perfect Viewer

AVC



[メディアプレーヤー]

Meridian

mVideoPlayer

RockPlayer



[ユーティリティ]

ES ファイル エクスプローラ

ES タスクマネージャ

TitaniumBackup

電卓少女

GPS Test

Terminal Emulator

Graffiti

simeji



完全に遊び用ですね。

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2010年11月4日(木) 21:48

EKEN M003 の CE 用 scriptcmd の作成

M003 は CE 化してコミックビューアとして使っています。専用にして使っていると安定して使えます。android よりきびきび動くし。

800 x 600 の解像度なので 90 度回転させて単ページで表示させるとなんとか我慢できるサイズで表示できます。欲を言えば 1024 x 768 くらいの解像度だとベストだと思います。



そのまま CE 化すると、 800 x 480 で余った分が繰り返されます。もったいないですよね。800 x 480 なら 7inch PAD で十分でしょう。



M003 の CE できちんと 800 x 600 で使うには scriptcmd を書き換えてインストールします。

探せばどっかに M003 用の scriptcmd は有ると思います。自分がインストールしたときは探してみてなかったので自分で作りました。

ただこの scriptcmd がテキストファイルのような違うような形式なのではまっている人が多いようです。テキストの前にバイナリのヘッダがついているだけなので、mkimage というコマンドを使ってテキストファイルを変換するだけです。



mkimage は探せばあります。windows 版もあるようです。u-boot のソースからコンパイルすることも可能です。以前 buffalo の LS-GL で mkimage を使ったことがあります。



Linux 上での作業で説明しますが、工夫すれば Windows でもできると思います。



オリジナルの scriptcmd はバックアップしておきます。



$ cp scriptcmd scriptcmd.org



vi で編集するのが確実ですが、vi は慣れないと使いづらいので Windows のエディタで編集してもいいでしょう。ただし、改行コードとか変換しないように気をつけてください。(メモ帳やワードパッドはだめです)



$ vi scriptcmd



まずヘッダの部分を削除します。先頭から "setenv lcdparam" の直前まで削除するだけです。



次に lcdparam と CyScreen を修正します。

修正前

setenv lcdparam 1,30000,8,800,480,48,40,40,3,29,13,d8110508|10,d8110504|10,d8110500|10

setenv CyScreen 1E0



修正後

setenv lcdparam 1,40000,8,800,600,20,46,210,10,23,12,d8110508|10,d8110504|10,d8110500|10

setenv CyScreen 258



scriptcmd.txt という名前で保存します。



mkimage を使って scriptcmd を作成します。

$ mkimage -A arm -O linux -T script -C none -a 0 -e 0 -n 'support lcd 800x600' -d scriptcmd.txt scriptcmd



アーキテクチャを arm、OS を Linux、種類はスクリプト、圧縮はなし、スクリプトなのでアドレスや開始ポイントは 0 にしています。



この scriptcmd を使って CE をインストールすれば、M003 で 800x600 が有効になります。



掲示板では mkimage は使わずにエディタで編集しただけで大丈夫という話もあるようですが、自分はだめでした。



ただし、そのままでは英語なので日本語化も必要かも。



CE は Windows CE Hopelessness Edition custom ROM を使っています。

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2010年11月3日(水) 19:20

FWDN でファームの更新

そういえば、ファームの更新のやり方を説明していませんでした。

自分は何度もファームを書き換えていたので説明するまでもないと思っていましたが、忘れたときのメモ代わりに説明します。



1、ファーム更新モードへの入り方。

 ・NPAD(Phecda P7)、TMARSS P7

  AC アダプタで電源を供給します。AC で電源を供給していないと更新モードに入りません。次に、三つ並んだボタンの一番上(menu)を押しっぱなしにしながら、電源ボタンも押しっぱなしにして電源を入れます。起動直後の画面("MID" とか "I Love You")でとまれば更新モードです。ボタンは離しても大丈夫です。

 ・E7002H

  AC アダプタで電源を供給します。正面の電源ボタンを押して電源を入れた直後に、上側面の右側のボタン(menu)を押しっぱなしにします。"I Love You"(#133 は青い冬の画像)でとまれば更新モードです。



2、PC 上で FWDN V7 を起動する。(まだ PAD は繋がない)

 ファームに添付された FWDN V7 を起動します。PAD を繋いだ状態で起動すると、デバイスが見つかると細かいオプション設定ができなくなります。繋ぐ前に起動してオプション等を先に設定しておきます。

 FWDN V7 のバージョンは、2.09, 2.10, 2.11 といろいろあるようです。もし更新がうまくいかないようであればバージョンを買えてみるのもいいかと思います。自分は大体 2.10 を使っています。



3、FWDN の設定。

 FWDN は基本的に、boot rom、mtd イメージ、NAND イメージの三つを指定します。NAND のパーティションを切り直したりしたときは、NAND イメージを指定しておくと後で PC でフォーマットする必要がなくなります。

 NAND イメージがない場合でも、PC でフォーマットすればいいのであまり問題はないです。



 また、boot rom に NAND のパーティション情報があるようで、現在のパーティションと boot rom のパーティションが異なっていると起動できないようなので、boot rom を書き換えた後、一度再起動したほうがいいようです。

 オプションで serial を書き換えるとマーケットが使えるという話もありますが、私は書き換えていません。もともと androidID をいつも手動で設定しているので serial を書き換えなくてもマーケットが使えています。(他にも build.prop を書き換えたりしています)



4、更新モードの PAD を USB で接続する。

 ドライバは、VTC ドライバというらしいです。"VTC Driver Installer v5.00 200_XP" を予めインストールします。

 ドライバが入っていれば FWDN がデバイスを認識します。





5、NAND イメージのバックアップ。

 右側に NAND と MTD の切り分けが出てくるので NAND をクリックして "NAND Data.fai" を保存します。データの内容のバックアップではなく、サイズとフォーマットの保存のようです。





6、ファームの書き込み

 右下の start ボタンでファームの更新が始まります。





E7002H(HAIPAD M701) のファーム

#133(2010/9/30)

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2010年11月2日(火) 00:51

E7002H の Clockwork

Clockwork でバックアップできたので、Haiapad M701 の #133 ファームを入れてみました。OK でした。ただし、lk.rom も一緒に焼かないと起動途中でハングしました。

Clockwork も、戻る(上側の左ボタン)との組み合わせで電源 ON から Clockwork が動きます。復帰が楽です。

ファーム更新時の環境復帰は root とって TitaniumBackup でリストアすると楽かも。

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2010年11月1日(月) 12:31

サーバメンテナンスの予定

今度の土曜日(11月6日)にサーバのメンテナンスを行う予定です。一年以上ほとんど無停止で、今年の暑い夏を耐えたマシンです。電源を落とすのがちょっと怖いです。経験からすると、長時間連続運転させたマシンは停止すると起動時にトラブルことが多いです。場合によってはそのまま死亡もありえます。まあ、バックアップはとってから電源を落としますが、場合によっては何日かダウンするかもしれません。



何事もなくすめばいいなぁ。

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2010年10月31日(日) 17:48

NPAD と TMARSS P7 の Clockwork

NPAD

#354 の lkmid.rom は recovery に入れなくて Clockwork が起動しない。

起動した後に adb reboot recovery でやっと Clockwork が起動する。



TMARSS P7

もともとのファーム (#356) では NPAD と同様に電源 ON から Clockwork の起動方法がわかりませんでした。

adb からならできます。



NPAD(Pecda P7) と TMARSS P7 で動く #71 や #167 のファームウェアなら電源 ON から Clockwork を起動できますがバッテリー残量をきちんと認識してくれないようです。

また、自分の NPAD はハード的に HDMI 出力ができないようです。何とかならないかなぁ。

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