GPiCASE で Kanon は動かない
Akane と ONScripter は動きましたが、Xkanon と Rlvm はどうでしょう。
Xkanon は gtk が必要なので X-Window 必須だと思iいます。Raspberry Pi Zero W で X-Window を動かすにはちょっと無理があると思います。
試してみました。Raspberry Pi 4B でコンパイルした xayusys-gtk2 をコピーしました。ゲームデータは。Sense off のデモを使いました。
実行に必要なkライブラリのインストール
$ sudo apt-get install -y libgtk2.0-0 rlvm ・ ・
動かしてみました。しかし、動きません。ログを見ます。
$ cat /dev/shm/runcommand.log Parameters: Executing: pushd /home/pi/RetroPie/roms/ports/Xkanon/Sence\ Off\ Demo; sudo /usr/local/bin/xayusys_gtk2 --path .; popd ~/RetroPie/roms/ports/Xkanon/Sence Off Demo ~ Error handling option: Cannot open display: ~
そうです。display がないので動きません。フレームバッファに描画してほしいのですがどうすればいいのでしょう。
調べてみると、フレームバッファを利用する gdk があるようです。しかし、どの様にインストールすればいいのかわかりませんでした。DIrectFB というものがあるようですが、既にインストールされています。XDirectFB は、X11 よりフットプリントが小さいようですが、ソースが見つかりません。
いっそのこと、最低限の X サーバを動かして見ようと思います。
$ sudo apt-get install -y xserver-xorg ・ ・ $ sudo vi /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-fbturbo.conf
identifier "GPiCASE FBDEV" Driver "fbdev" Option "fbdev" "/dev/fb0" EndSection
Xorg を動かして、ウィンドウを表示することに成功しましたが、rlvm は全画面表示しようとすると、縮小に対応していないので、320 x 240 ではエラーになります。さらに、Xkanon は、GDK でパッドの処理方法がわからないで先に進みません。残念。
使わないパッケージを削除します。
$ sudo apt-get remove -y libgtk2.0-0 rlvm xserver-xorg ・ ・ $ sudo apt-get autoremove -y ・ ・
結局、Xkanon も Rlvm も動きませんでした。
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