コマンドの使い方

2011.03.06 by sirius



[インストール]

make でコンパイルできます。
make install でインストールします。
スタートアップが Fedora と同じ形式であれば、make install-all でインストールします。インストール先は、以下のようになります。
/usr/local/binコマンド類
/usr/local/etc/kuro-rsd.conf  設定ファイル適宜書き換えてください。
/etc/init.d/kuro-rsd起動用スクリプト
起動用スクリプトは Fedora を考えています。環境に合わせて修正してください。

[kuro-rsd]

 コマンド仕様
  kuro-rsd [--nodaemon] [設定ファイル]
 例)
$ kuro-rsd
 daemon モードで起動します。KURO-RS を受信モードにして待機し、デバイス(/dev/ttyUSB0)が受信した信号によってコマンドを実行します。
  --nodaemon オプションをつけるとフォアグラウンドで動作します。詳しくは、kuro-rsd.txt をお読みください。

[kuro-rsd-chkconf]

 コマンド仕様
  kuro-rsd-chkconf [-p|P] [設定ファイル]
 例)
$ kuro-rsd-chkconf test
 オプションで指定された設定ファイルのチェックを行います。-p(P) オプションが指定された場合、チェックに問題が無ければ設定をダンプします。

[kuro-rs-gen]

 コマンド仕様
  kuro-rs-gen オプション [保存ファイル名] [-p port [-a 設定ファイル]]
 例)
$ kuro-rs-gen test
 オプションで指定された赤外線信号を生成し、ファイルへ保存するか kuro-rsd を通して送出します。オプション等の詳しい内容は kuro-rs-gen.txt を見てください。

[kuro-rs-rec]

 コマンド仕様
  kuro-rs-rec 保存ファイル名 [-h ホスト] [-t TCPポート] [設定ファイル]
 例)
$ kuro-rs-rec test
 kuro-rs daemonn から受信した赤外線信号をファイルに保存します。
 ホストと TCP ポートの指定がない場合、設定ファイルを読み込みます。設定ファイルの指定がない場合は、デフォルトの /usr/local/etc/kuro-rsd.conf を読み込みます。

[kuro-rs-send]

 コマンド仕様
 kuro-rs-send 送信データ保存ファイル [ポート番号] [-h ホスト] [-t TCPポート] [設定ファイル]
 例)
$ kuro-rs-send test
 指定された送信データ (test) を使い、kuro-rs daemon を通して、赤外線信号を送出します。送信ポートのデフォルトは 1 番ポートを使います。ポート番号には 1 〜 4 が指定できます。省略した場合は、 1 番ポートを使用します。
 ホストと TCP ポートの指定がない場合、設定ファイルを読み込みます。設定ファイルの指定がない場合は、デフォルトの /usr/local/etc/kuro-rsd.conf を読み込みます。

[kuro-rs-hash]

 コマンド仕様
 kuro-rs-hash 保存ファイル名
 例)
$ kuro-rs-hash test
 赤外線信号ファイルのハッシュ値を表示します。

[kuro-rs-reset]

 コマンド仕様
 kuro-rs-reset [デバイスファイル]
 例)
$ kuro-rs-reset
 デフォルトデバイス (/dev/ttyUSB0) をリセットする。やっていることは、送受信のキャンセルです。