Raspberry Pi OS のアップデート(8月)
月が変わったので、Raspberry Pi OS をアップデートしました。kernel のバージョンが上がったので、CDEmu のモジュールのコンパイルが必要だなと思ったのですが、それだけではありませんでした。
HDMI モニタが映らなくなる
boot 時の画面はちょっとの間だけ出るのですが、その後真っ黒な画面のまま、何も映りません。
デスクトップから console に変える
ネットワーク越しに、ssh はつながったので、X-Window は動かさずに、console 画面になるように raspi-config で設定して再起動しました。しかし、状況は変わりません。それどころか、起動時に kernel panic を起こすことがあります。何度か電源を入れ直すと、panic にはなりませんが、真っ黒な画面から進みません。
USB ブートしていたので、microSD から起動し直してみる
microSD はアップデートしていないので、普通に立ち上がりました。ハード的な問題ではありません。しかし、環境が古いので USB ブートに戻します。
boot ローダをデフォルトに切り替える
raspi-config で、
-> 6 Advanced Options
-> A7 Bootloader Version
-> E2 Default
再起動しましたが変わりません。
boot ローダを Latest に切り替える
E1 Latest にして再起動。変わりません。
HDMI の 4Kp60 を無効にする
raspi-config で設定を見ていったら、HDMI の設定がありました。見ると、4Kp60 が有効になっているようです。無効にしました。
-> 6 Advanced Options
-> A8 HDMI / Composite
-> V3 Default
これで無事起動できるようになりました。
CDEmu のモジュール
CDEnu の vhba モジュールを再度コンパイルします。以前の手順通りでコンパイルします。
再起動しました。大丈夫なようです。
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